PEACE is a Verb
2025-07-31 18:04:58

東京・神楽坂で開催される終戦80年記念企画展「Being - PEACE is a Verb -」に注目

終戦80年を迎えるアートイベント「Being - PEACE is a Verb」



2025年8月15日、東京都新宿区神楽坂のアートスペース、√K Contemporaryにて、特別企画展「Being - PEACE is a Verb -」が開催されます。本展示は、終戦から80年という節目に設定されており、戦争の記憶が風化しつつある現代を背景に、戦争を生きた物故作家たち及び戦争を知らない若手作家たちの作品が展示されることで、私たちの意識を再度喚起します。

戦争と無意識の関係を探る



本展のテーマは「戦争と無意識の間」です。戦争は私たちの日常生活と切り離された存在になりつつあり、特に若い世代にとっては、戦争の実体験が薄れ、歴史が薄れてしまう機会が増えています。展覧会を通じて、若手アーティストたちは自らの視点で戦争、敗戦、平和について再考し、それを作品に込めています。

彼らの作品は、戦争体験者の直接的な影響を受けていないため、新たな視点や解釈を生み出す可能性があります。特に現代を生きる私たちが「敗戦80年後の当事者」であり、平和を只々祈るのではなく、意識的に創り出していくことが求められています。この企画展はその一助となることを目指しています。

開催概要とパフォーマンス



「Being - PEACE is a Verb -」は、2025年8月15日から9月13日まで開催され、初日の8月15日には、出展作家の一人である中西凜による参加型パフォーマンス「Sculpture Should be Eaten」が行われます。参加者は、アート作品を実際に食べる体験を通じて、アートと食を融合させた新たな観点から芸術を楽しむことができます。これは、視覚だけでなく、嗅覚や味覚をも通じて参加者がアートを体験することができるユニークな機会です。

さらに、会期中には作家や専門家によるトークイベントも計画されており、展覧会を深く楽しむための機会が提供される予定です。

√K Contemporaryの理念とサポート



√K Contemporaryは、2020年に神楽坂にオープンしたアートギャラリーで、多様な文化や思想を持つ作家たちを紹介することに力を入れています。今回の展覧会は、様々なテーマに基づく高水準の作品を通じて新たな文化形成の可能性を探求し、アートの価値を広めていくことを目指しています。

展示される作家には、小早川秋聲や若松光一郎といった戦争を経験した物故作家たちに加え、内山翔二郎や叶野千晶などの現代アーティストも名を連ねています。彼らの視点が互いに響き合うことで、展覧会自体が考えるべき多くの問いを提供してくれることでしょう。

まとめ



神楽坂で行われる「Being - PEACE is a Verb -」は、戦争と平和、そしてそれらを取り巻く無意識についてのアートを通じた深い考察を提供します。80年という時間を共に考え、未来に向けての新しい価値観を育む機会として、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。各作家の独自の視点や表現を通じて、私たち一人一人に問いかけることができる価値ある展覧会になることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

関連リンク

サードペディア百科事典: 神楽坂 企画展 √K Contemporary

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。