歌いながら環境を守る！大阪万博の新イベント「MOF FES.」に参加

大阪・関西万博で注目の新イベント「MOF FES.」

2023年6月15日、大阪・関西万博会場内リボーンステージにて、注目のイベント「MOF FES.」が開催されました。このプロジェクトは、親会社ブラザー工業と共同で行われ、カラオケを楽しみながらCO2を回収するというユニークな取り組みが話題を呼んでいます。

「ヒーローになるCO2」プロジェクトとは？

主催者であるSyncMOF株式会社が開催したこのイベントの目的は、希少な資源としてのCO2を捉え、カーボンリサイクル技術を紹介することです。「MOF」とは金属有機構造体の略称であり、多孔性材料として様々な機能を持つこの技術を用いて、持続可能な社会を目指しています。

ユニークな「CO2回収のど自慢大会」

イベントの中でも特に注目を集めたのが「CO2回収のど自慢大会」です。この大会は、参加者が歌うことで発生する呼気中のCO2を回収し、資源として再利用するという革新的なアイデアを基にしています。参加者は、最新の通信カラオケ機器「JOYSOUND X1」を使い、手首にはCO2を回収する装置「Syllego」を装着。これによって、歌いながら自らが排出するCO2を捕集しました。

足湯で感じるCO2の新たな活用

回収されたCO2は、なんと会場内の足湯に炭酸として溶かされ、来場者が楽しむことができました。参加者は全8組が歌声を披露し、観客も大いに盛り上がりました。足湯は多くの方に利用され、リラックスしながら楽しむ姿が見受けられました。この取り組みにより、参加者や観客はカラオケを楽しむことと同時に、CO2の新しい価値を感じることとなったのです。

環境への関心を深める意義

株式会社エクシングは、今回の取り組みが単に楽しむことを超えて、環境への関心を深めるきっかけになることを願っています。音楽と環境保護を結びつける新たな形として、多くの人々に笑顔を届けることができると信じ、今後も様々なエンターテインメントの創造に挑戦していく考えです。

このイベントは、単なるカラオケ大会ではなく、参加者と観客が共に未来の環境について考える機会となったと言えるでしょう。音楽を通じて、一人ひとりが環境保護について意識を持つことが今後の課題です。

さらなる詳細は、MOF FES.の公式ページやSyncMOFのウェブサイトで確認できます。

この取り組みが、多くのイベントの流れを変え、環境への配慮を促進する具体的な行動につながることを期待しています。