新プラットフォーム「BuildIn」
2025-12-17 12:35:32

設備工事業界に革命をもたらす新プラットフォーム「BuildIn」の実証実験開始

設備工事業界を支える「BuildIn」の誕生



SCSK株式会社が新たに立ち上げた納期情報共有プラットフォーム「BuildIn」は、設備工事業界の業務効率化を目指し、その実証実験がいよいよ始まりました。このプラットフォームは、施工、部材の調達などを担う設備工事会社(サブコン)、メーカー、代理店各社が別々に管理してきた数千から数万にのぼる資機材情報を、クラウド上で一元的に管理し、情報の双方向アクセスを実現します。これにより、業界でよく見られる連絡ミスや情報の齟齬を解消し、柔軟な納期調整業務の支援を行います。

建設業界の課題とその背景



建設業界は、就業者の減少、高齢化、そして長時間労働が深刻な問題となっています。特に設備工事の現場では、依然としてアナログな手法(電話、FAXなど)が多く、業務の非効率化が常態化しています。これにより、人手不足は深刻化し、現場作業の効率化が求められています。また、納期情報の管理が未だに電話やメールに依存しているため、各企業が個別にExcelで情報を管理するという状況が続いており、セキュリティや情報の正確性が損なわれる懸念がございます。これらの背景から、SCSKは設備工事業界の持続的な成長を目指し、業務負荷を軽減するためのプラットフォーム開発に取り組みました。

「BuildIn」が実現する革新



「BuildIn」は、業務フローを効率化するためのDigital Transformation(DX)を通じて、納期調整業務の負担を軽減します。サブコン、メーカー、代理店間での情報共有や相互更新が可能で、従来のアナログ手続きをデジタルで補完。これにより、現場担当者は本来の業務である施工管理や品質管理により多くの時間を割くことができます。

主な特徴



  • - 情報の一元管理 : サブコン、メーカー、代理店が個別に管理していた情報をクラウド上で一元化。
  • - 双方向アクセス : 情報の相互更新が可能となり、納期調整の負荷を軽減します。
  • - 業務可視化 : 情報の可視化により業務の属人化防止を実現。
  • - タスク管理機能 : 納期や仕様の調整漏れを防ぐタスク管理機能の追加。
  • - 使いやすさ重視 : Excelライクな入力方式で事務作業に配慮。

共同協業による信頼性



このプロジェクトは、設備工事業向けに資機材販売を展開してきた住友商事マシネックス株式会社との協力のもと進めており、同社の経験とノウハウを最大限に活用しています。これにより、現場のニーズに合ったサービスを提供することが可能となります。

SCSKのビジョン



SCSKは「夢ある未来を、共に創る」という経営理念のもと、持続的な成長を目指すサステナビリティ経営を推進しています。社会が直面する様々な課題を事業視点で評価し、特に「安心・安全な社会の提供」「豊かな未来社会の創造」に貢献することを目指しています。その一環として、今回の「BuildIn」による業務の効率化や品質向上を図ります。

お問い合わせ情報



「BuildIn」に関する詳細情報やサービスについてのお問い合わせは、SCSK株式会社の産業事業グループに連絡してください。

  • - 産業事業グループ SCシステム事業本部 ビジネス企画統括部
  • - E-mail: [email protected]

プラットフォーム「BuildIn」は、設備工事業界の未来を変えていく大きな一歩となるでしょう。各関係者の皆様にとって、より良い業務環境を提供し、業界全体の成長に寄与することが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: SCSK 設備工事 BuildIn

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。