次世代研究者との出会いとイノベーション創出の場、ILS2025の全貌

2023年12月1日から4日まで、東京・虎ノ門ヒルズで開催される「Innovation Leaders Summit 2025（ILS2025）」に注目が集まっています。本イベントはアジア最大級のオープンイノベーションマッチングイベントであり、特に若手研究者の発掘と彼らの技術を広めることに焦点が当てられています。若手研究者の中から選ばれた50名が、自身の先端技術をブース形式で披露するマッチング交流会があり、企業との実際的な協業の可能性を探る場が設けられます。

ILS2025の重要なプログラム

イノベーションリーダーズサミット運営事務局では、大手企業の新規事業や研究開発部門から190名以上が参加し、50名の若手研究者を選出して「NEDO connect マッチングプログラム」を実施します。このプログラムでは、研究者が提示する新素材やAI活用、環境技術など、様々な先端技術のテーマに基づいて交流が行われます。

出展テーマ

- 新素材/高付加価値素材
- 半導体/次世代半導体
- AI活用
- 航空・宇宙産業
- 精密加工
- 3Dプリンティング
- 医療・ヘルスケア
- ウェアラブルデバイス
- バイオテクノロジー
- 環境保護
- 廃棄物処理

参加研究者一覧（敬称略、順不同）

本プログラムには、以下の研究者が参加予定です。

- 佐藤宗英（物質・材料研究機構）
- 石井耕平（香川高等専門学校）
- 栗本宗明（名古屋大学）
- 西村裕志（京都大学）
- 廣瀬靖（東京都立大学）
- 他、国内の多くの大学からの優秀な研究者たち。

イベントのもう一つの側面

12月2日の午後には、再生可能エネルギーや自動運転技術に焦点を当てたセッションも行われます。ここでも、企業の技術者と若手研究者が対話し、新たな技術の発見やビジネスチャンスを創出する機会が提供されます。

カーボンニュートラルや次世代モビリティのテーマ

- カーボンニュートラル
- 省エネ・再生可能エネルギー
- 自動運転・次世代モビリティ

ILS2025の目指すもの

このイベントは、スタートアップ700社以上と国内外の大手企業や投資家が競い合う場であり、出展ブースやピッチセッションが数多く設けられています。基調講演には、富士通やNTTドコモなどの代表者が参加し、業界の最新動向やイノベーションの未来について議論を交わします。来場者は新たなビジネスチャンスを見つけ、実際に技術を取得し、パートナーシップを形成する機会となります。

このように、ILS2025はただの展示会ではなく、未来の技術を見据えたビジネスマッチング、イノベーションを実現するための拠点と言えるでしょう。今後の動向にぜひご注目ください。