三山ひろし、名調子の歌謡劇場がBS日テレで放送!
9月7日に放送されたBS日テレの「歌謡プレミアム」では、人気演歌歌手の三山ひろしがゲストとして登場し、圧巻のパフォーマンスを披露しました。タイトルは「名調子!三山ひろしの歌謡劇場」。この特別なプログラムでは、彼の多彩な歌の数々がリズミカルに展開されました。
三山ひろしは、演歌の持つ情緒をそのまま伝えるだけでなく、観客を物語の中に引き込む演技力でも知られています。特に彼が魅了するのは、セリフ入りの演歌です。この日、彼は剣豪である平手造酒の心情を描いた「大利根無情」をはじめ、おなじみの大阪弁が印象的な「月の法善寺横丁」、さらには人生の師である三波春夫の作品「元禄桜吹雪 決斗高田の馬場」など、多様な楽曲に挑戦しました。
特に「大利根無情」では、三山自身が演出家となり、主人公の平手造酒をどの俳優が演じるかを練り上げました。その結果、選ばれたのは日本の名優、役所広司さんでした。役所広司の独特な風貌と雰囲気が、平手造酒のキャラクターにぴったりだと感じた三山は、その意気込みを熱く語りました。
次に歌ったのが「月の法善寺横丁」。この楽曲には、大阪出身の藤島恒夫が歌ったセリフ入りの歌詞が盛り込まれています。三山は高知県出身ですが、大阪弁のセリフを使うために日常会話からの研究を重ねたそうです。こちらの主人公は、修行中の板前。彼が夢中になる愛のストーリーを演じるために、三山が選んだのは、かつて高視聴率を誇った朝ドラで注目を浴びたあの女優。そのキャスティングの裏話が気になるところです。
さらに、「元禄桜吹雪 決斗高田の馬場」では、三波春夫が手掛けた長編の歌謡浪曲を披露しました。この曲の主人公である赤穂浪士の堀部安兵衛役にキャスティングしたのは、時代劇で数々の名演を見せるあの名優。パフォーマンスの中で、そのキャスティング理由も明かされました。このように、三山の音楽には、ストーリーテリングが内包されており、視覚的にも楽しませてくれる魅力があります。
番組では彼の故郷・高知県をテーマにした「四万十川」も取り上げられ、高知の自然の美しさが観客にしっかり伝わったことでしょう。さらに、三山が三波春夫がステージで着ていたという着物を纏いながら、最新曲「鳴門海峡」を披露するシーンも期待を持たせました。
この特別番組は視聴者にとって、三山ひろしの新たな一面や魅力を再発見できる貴重な機会となりました。彼の音楽の深さと、師匠三波春夫から受け継いだ薫陶を強く感じた放送でした。 これからの歌謡曲の世界に、新しい風を吹き込む三山の姿に、ますます注目したいですね。