短編映画『食紡ひとひと』が観光映像大賞ファイナリストにノミネート
バドインターナショナルが手がけた短編映画『食紡ひとひと』が、アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」の「BRANDED SHORTS 2026」観光映像大賞においてファイナリストに選ばれました。この映画の発表セレモニーは、9月29日(火)に赤坂インターシティコンファレンスで行われます。選ばれた5作品の中から、大賞作品が発表されるのを楽しみにしています。
この短編の舞台となるのは、新潟市西蒲区の岩室温泉にある古民家レストラン「灯りの食邸 KOKAJIYA」です。公式YouTubeチャンネルからこの作品を視聴することもできますので、ぜひチェックしてみてください。
映画『食紡ひとひと』のテーマ
本作のテーマは「命が料理になる根源的な美しさ」。そのタイトル『食紡ひとひと』には、消えゆく食文化を未来に継承するという願いが込められています。「ひとひと」という言葉は、個々のつながりの重要性を表現しています。この映像は、猟師であり料理人である熊倉誠之助シェフが、食を通じて地域と人々を結びつける姿を描いています。江戸末期から受け継がれる文化遺産を活用したレストラン「KOKAJIYA」の姿、新潟の澄んだ空気や自然の音を繊細に捉えたショートドキュメンタリーです。
豊かな食文化の魅力
この作品のノミネートは、新潟の食文化やその美しさを多くの人々に知ってもらう素晴らしい機会です。新潟の自然の恵み、歴史ある空間、集う人々の歓びが温かく重なり合う瞬間を、映画を通してお届けしたいと製作チームは考えています。
プロジェクトチームの思い
制作チームは、以前の撮影で新潟の古民家レストランに訪れた際の魅力が、この映画制作へのインスピレーションとなったと語っています。特に熊倉シェフが食を通じて地域をどのように結びつけているのか、その真髄を知りたいという純粋な興味こそが、ドキュメンタリー制作への情熱をかきたてたと言います。
撮影を通じて、新潟の空気感や自然の音、その場の雰囲気を映像に収めることを大切にしてきました。そのため、シェフや地域の人々と丁寧に対話を重ね、撮影には真摯に向き合っています。ポエティックな映像で観る人に「心地よい余白」を提供し、観る人それぞれの感性で楽しんでいただけるよう努めています。
映画のキャストとスタッフ
本作は、熊倉誠之助シェフや彼の家族、そして地元の方々とともに製作されました。監督・編集は松宮大輔さんが手掛け、撮影には富樫俊之さんと高橋幸裕さんのチームが携わっています。また、このプロジェクトには、新潟の地元企業や農家の協力も得て、地域全体の力を結集して制作されています。
BRANDED SHORTS 2026について
「BRANDED SHORTS」は、2016年に生まれ、2025年には10周年を迎えます。2026年からは多様な価値観と視点を持つ映像作品を求め、国内外からの応募を期待しています。また、「Taste the Story」という特集を通じて、食をテーマにした作品を募集し、様々な食の物語を映像化していくそうです。これは、新たな地平を開く大切な試みです。
この短編映画『食紡ひとひと』が、観客の心に響き、新たな文化への理解と関心を深めるきっかけとなることを願います。