Hakuhodo DY ONEの統合とオウンドメディア刷新
2024年4月に、株式会社アイレップとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の統合によって設立された新会社、株式会社Hakuhodo DY ONE。これを機に、タービン・インタラクティブが支援したオウンドメディアとマーケティング基盤の統合事例が話題となっています。本記事では、その詳細について探っていきます。
プロジェクトの背景と課題
この統合の背景には、大きな組織変更がありました。2社の強みを融合させ、新たな企業ブランドを確立するために重要な課題がいくつか存在していました。
課題①:情報の分散
統合前は、それぞれのサイトにサービス情報やナレッジが分散しており、新しいブランドの全体像を把握するのが難しい状況でした。情報が整然とまとまっていないため、一貫した顧客体験を提供することが困難だったのです。
課題②:リード情報の管理負荷
また、両社が運用していたHubSpotアカウントによる顧客情報の管理が煩雑でした。各社のアカウントで異なる情報を管理することで、データの重複や管理ミスが生じるリスクもありました。
課題③:大量のフォーム運用
加えて、約300のフォームを運用する必要がありましたが、HubSpotの仕様上、単純な量産が難しいという問題もありました。特にセミナーや資料ダウンロード用フォームを効率よくデザインし、管理することが求められました。
課題④:手動運用のリスク
最後に、複数のセミナーが並行して開催される中で、手動によるオペレーションの負荷も大きく、ミスが発生するリスクも高まっていました。これらの課題を解決するために、タイムリーな自動受付制御と業務の標準化が急務でした。
タービン・インタラクティブの支援内容
タービン・インタラクティブは、SNSやWebサイトの表面的な統合にとどまらず、HubSpotに関する深い知見を駆使しました。具体的には、以下のような取り組みを行いました。
1.
顧客データの統合:氏名や属性情報、サイト内の閲覧履歴など、さまざまな顧客データを一元管理することで、顧客理解を深めました。
2.
ワークフローの設計:HubSpotのワークフローやHubDBを利用し、業務運用の効率化を図るためのシステム設計を施しました。これにより、従来の手動管理を自動化し、オペレーションの負荷を軽減しました。
3.
キャンペーンの運用支援:セミナーや資料ダウンロード用のキャンペーンを統一したプラットフォームで運用することで、管理を容易にし、タイムリーな受付の実現に繋げました。
このようにして、タービン・インタラクティブはHakuhodo DY ONEの新しいデジタルマーケティング基盤の整備に貢献しました。
まとめ
株式会社Hakuhodo DY ONEにおけるこの事例は、オウンドメディアの統合とマーケティング基盤の再構築がどのように行われるかを示す好例です。ダイナミックな組織を支えるための戦略的アプローチが求められている中、タービン・インタラクティブの専門知識が大いに役立ちました。
これからも、デジタルマーケティングの進化と共に、新しい取り組みが期待されることでしょう。