TOKYO LIGHTS 2026の裏側
2026-05-29 17:50:32

大田区の技術が結集! TOKYO LIGHTS 2026プライズプレートの裏側

大田区の技術が結集! TOKYO LIGHTS 2026プライズプレートの裏側



2026年5月に開催される「TOKYO LIGHTS 2026 / 1minute Projection Mapping Competition」の公式プライズプレートが、東京都大田区のムソー工業株式会社の主導によって完成。今回はこのプロジェクトと、その裏に隠れた製作秘話をご紹介します。

プロジェクト概要


「TOKYO LIGHTS 2026」は、国際アワードとして位置付けられ、65カ国から412作品が参加します。表彰式は2026年5月30日、東京都庁第一本庁舎の都民広場で予定されています。今回のプライズプレートは、ムソー工業を含む専門技術を持つ町工場8社の協力によって制作されました。
完成したプレートは、グランプリをはじめとする5種類が存在し、各賞の受賞者に贈呈されます。

プライズプレートの特長


プレート自体は金属と江戸切子の融合が美しく、特にグランプリ用プレートにはSUS304ステンレスが使用されています。外周には桜の花びらを模った透かしが施され、伝統と先端技術の調和が表現されています。光を受けることで色彩が浮かび上がる設計が施されており、五つの色の江戸切子ガラスが効果的に組み合わされています。最大のグランプリプレートは直径270mm、他の4種は直径200mmです。

製作体制について


このプロジェクトのアートディレクションは、一般財団法人プロジェクションマッピング協会の代表理事である石多未知行氏が担当。彼はデザインの全てを統括し、江戸切子の色選びや金属本体とのバランス調整を行っています。
また、ムソー工業がオーケストレーターとしての役割を担い、町工場8社の専門技術を総動員して製作が進められました。それぞれの企業が持つ技術と経験を活かし、連携することで高品質な作品が生み出されたのです。

製作の挑戦と成果


製作過程で直面した最大の課題はブラスト加工。この工程での初回試作では求める品質が得られず、ムソー工業が新たな協力先と連携しながら改善プランを探りました。一度の失敗に対して冷静に対策を講じ、最終的に理想の仕上がりを達成することができました。この経験は、製造過程において問題が起きた時にこそ、協力し合い、解決を見出すネットワークの重要性を再認識させました。

分散型ものづくりの意義


ムソー工業が提唱する「分散型ものづくり」は、専門技術をもつ企業が相互に協力し合うことで高品質かつ効率的に製品開発を行う手法です。大田区には数十年にわたる専門技術を持つ町工場が多数存在し、地理的な近接性を活かした製造が実現しています。この手法は、「ロジスティクスがほぼゼロ」という状況を最大限に活用し、今までにないスピードとクオリティを提供することが可能となります。

今後の展望


2026年の「TOKYO LIGHTS」に向けて、ムソー工業と8社の連携は続きます。実質4週間で5種類のプレートを完成させたことは、まさにこの分散型ものづくりの成功を示しています。今後もこのような取り組みが大田区から世界に発信されていくことを期待しています。

ムソー工業株式会社は、プロジェクトに参加する全てのメンバーに感謝の意を示し、これからもものづくりの新しい形を追求していきます。

詳細な製作秘話についてはムソー工業の特設ページでも紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。


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