クックデリ栄養Wonder2025春開催レポート
2025年3月12日(水)、クックデリ株式会社が主催する「栄養Wonder2025春」が開催されました。このイベントは、高齢者施設向けに安全で美味しい冷凍食品を提供するクックデリの取り組みの一環であり、特に女性の健康に焦点をあてた内容となっています。イベントは、クックデリ本社及びオンラインで行われ、参加者にとって有益な学びの場となりました。
女性の健康週間に合わせたテーマ
このイベントは、3月の国際女性デー(3月8日)及び「女性の健康週間」(3月1日~8日)に合わせて行われたもので、テーマは“Women's Well-being ~意外と知らない女性の病気~”です。このテーマに基づいて、セミナーが実施され、特に女性に多い「骨粗鬆症」と「乳がん」に関する情報が提供されました。
日本では、乳がんは最も多く罹患するがん種であり、近年のデータでは8人に1人が乳がんを発症すると言われています。セミナーでは、食生活の変化や女性の社会進出が影響を与えていることについての解説もあり、参加者は新しい知識を得ることができました。
健康的な食事と生活習慣について
セミナーでは、乳がんのリスクを高める食習慣についても触れられ、たばこやアルコール、加工肉が「発がん性」がある食品とされることが紹介されました。また、赤身肉や高温で調理された炭水化物から生成されるアクリルアミドが乳がんリスクに寄与することから、注意が必要とされました。
一方で、密接な関係がある座位時間と乳がんの発症リスクについても議論が交わされ、日本人女性の平均座位時間は世界で最も長いため、こまめに身体を動かすことの重要性が強調されました。このような情報は、日常生活に取り入れやすく、参加者にとって有益でした。
春の食材を使ったランチビュッフェ
セミナー後には、参加者に春らしい食材を使用したランチビュッフェが提供されました。はまぐり、桜鯛、ホタルイカ、セリ、菜花などがふんだんに使われたメニューは、骨粗鬆症や乳がん予防を意識した内容であり、健康意識を高めるための工夫が随所に見られました。春の訪れを感じながら、食べることの楽しみと共に健康への関心が高まりました。
食生活と生活習慣の見直しの重要性
「栄養Wonder2025春」は、女性の健康を見つめ直す貴重な機会となり、参加者は日々の食生活や生活習慣を見直すきっかけを得たことでしょう。クックデリは、今後も社員や地域社会の健康を支援する取り組みを続けていくことを約束しています。これからも健康に配慮したイベントが期待されます。
クックデリについて
クックデリ株式会社は、全国の高齢者施設に完全調理済み冷凍食品を提供する特化型の会社であり、日々約16万食を供給しています。安全で栄養バランスの良い美味しい食事を通じて、高齢者の食の未来を創造するべく努めています。今後も、持続可能で健康的な食文化の促進に寄与していくことでしょう。