株式会社ロイヤリティマーケティング(LM)が運営する共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」は、生活者のSDGsに対する意識を探る「生活者のSDGs意識レポート」を2024年版として公開しました。SDGsは持続可能な開発目標を意味し、これに対しての生活者の関心や行動についての最新データを共有することが目的です。
このレポートは、Tableau Publicというビジュアライゼーションツールを利用しており、調査結果が視覚的に分かりやすく表示されています。2024年の調査期間は10月4日から10月7日で、今までの2022年、2023年との年次比較が可能です。これにより、時間の経過とともにどのように意識が変化しているのか、一目で把握することができます。
調査内容は多岐にわたり、生活者が日常的にSDGsを意識して行動しているかどうか、またSDGsに取り組む企業の商品の購入意向についても質問されています。特に、SDGs関連商品をどの程度で購入したいかを尋ねる項目は、企業にとっては非常に参考になります。
さらに、意識して行動しているSDGsの17の目標についても調査が行われ、どの目標が特に意識されているかを可視化することで、企業はターゲットを絞ったマーケティング戦略を立てる手がかりを得られます。また企業がSDGsに対してどのような意識を持っているか、さらには2030年時点でのSDGs達成度の予測についても意見が集められています。
LMは、Ponta会員のデータを活用しながら、企業のマーケティング課題を抽出し、これを解決するための施策を提案しています。このレポートは特に企業や団体がSDGsを推進する際の重要な参考資料となるでしょう。本レポートを活用することで、多くの企業が持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化できることが期待されます。
なお、調査はPontaリサーチ会員を対象にWebアンケート形式で行われました。2022年には156,359件、2023年には21,871件、そして2024年には21,559件の有効回答が集まっています。このように、多くのデータが集まることで、より信頼性の高い現状分析が可能となります。
生活者のSDGs意識レポートは、以下のURLからアクセス可能です。是非、最新の調査結果に目を通して、企業のSDGsへの取り組みを見直すきっかけとしていただければ幸いです。
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SDGsは我々の未来にとって重要なテーマとなっています。企業も個人も、これを意識して行動することが求められています。このレポートがその一助となることを願っています。