AsIs全国ツアーファイナル！新曲『絶望歌』が感動のクライマックスを彩る

2024年の全国ツアー「AsIs 1st TOUR -NO EDIT. NO FILTER.-」が、東京で華々しいフィナーレを迎えた。大阪を皮切りに愛知、福岡、広島での公演を経て多くのファンに愛され、その最終日には満員の観客が詰めかけた。

オープニングを飾ったのは、AsIsを象徴する楽曲『Overture』。続いて、雨野せいがメンバーを1人ずつ紹介し、デビュー曲『be yourself』で壮大なステージが始まった。山城虹奏の透き通るような声が会場に響きわたり、観客たちを引き込んでいく。

次々に披露される楽曲は、各メンバーの特色を活かしたパフォーマンスで、観客を楽しませた。特に、南世菜が可愛らしい声で絡んだ『僕は気付いてた』では、場内にシャボン玉が舞う光景が印象的だった。また、『ツワブキ』の温かい雰囲気が会場全体を包み込み、皆が一つの空間に溶け込んでいく。

その後に行われたMCでは、各メンバーが自己紹介。再び曲が始まると『ありのままの姿』『Beaver!』などが続き、特殊効果による演出は観客を驚かせた。特に、デビュー曲『好きなだけ好きでいる』がパフォーマンスされると、会場は熱気に包まれ、目の前で繰り広げられるパフォーマンスに誰もが心を奪われていた。

ライブ中盤で新曲『We are IDOL』を披露した時、映像で振り返る2025年の思い出が流れ、東京の裏テーマ「可能性」が強調されていく。歌詞の一部には「おそらく僕は二度とこの夏を忘れずにいよう」とあり、まさに観客に夏の思い出を伝えるものであった。

後半に入ると、『拝啓、過去の自分』や『いつかの僕らの声に応えて』が続き、興奮は最高潮に達した。そして、『NO FILTER.』の演奏に合わせて、北川姫子の力強い足音が響き渡り、会場から歓声があがるほどの盛り上がりを見せた。

アンコールでは、新曲『絶望歌』が披露された。この楽曲は衝撃的なリリックとパフォーマンスで、観客は目を奪われる。楽曲の背後には、作曲家のバグベアの参加があり、今後のAsIsにおける成長を感じさせる深い意味が込められている。

また、MCの中で美月が新キャプテンに任命され、北川姫子が副キャプテンとして選ばれたことも発表された。これにより、ファンはますます期待感を持って次の活動を見守ることになる。

そして、ツアーのフィナーレにふさわしい『愛を叫ぶ』で締めくくり。当日のパフォーマンスは、AsIsとしての成長の証を感じさせるものであり、全員で心を一つにする場面が印象的だった。

今回のツアーを通じてAsIsは自らの可能性を示し、新たな道を歩み始めた。2026年には大規模なライブも控え、さらなる活躍が期待される彼女たち。今後の展開から目が離せない。