ウラン採掘と人権
2025-09-30 12:06:28

ウラン採掘と人権に関する集会を10月10日に開催します

原子力と人権を考える集会



2025年10月10日(金)、東京都内で「原子力と人権を考える集会」が開催されます。この集会は、環境団体FoE Japanとピースボートが主催し、ウラン採掘や核廃棄物に関する重要な問題を扱います。特に、ナバホ族出身の活動家レオナ・モーガンさんと、南アフリカの気候正義活動家リディア・ピーターセンさんを迎え、彼女たちの経験を通じて現状について学ぶ機会となります。

背景と集会の目的



ウラン採掘とその影響は、私たちの健康や環境に深刻な影響を与えています。特に、歴史的に先住民族の土地が不当に利用されてきたことから、彼らの権利が侵害される問題が浮かび上がります。レオナ・モーガンさんは、「核植民地主義」と闘っており、ナバホ族の故郷であるディネ・ビケヤでのウラン採掘の実態を鋭く批判し、地域社会の健康と権利を守るために活動しています。彼女は「Haul No!」というキャンペーンを共同設立し、ウラン燃料サイクル全体に反対しています。

一方で、リディア・ピーターセンさんは、南アフリカにおける核燃料サイクルのあらゆる段階で影響を受ける地域社会と密に連携し、核問題の解決に向けて取り組んでいます。彼女の視点からも、この問題は国際的な人権や環境正義において非常に重要です。

集会のプログラム



この集会では、以下のようなプログラムが予定されています。

  • - 核植民地主義と先住民族の権利 …レオナ・モーガンさん
  • - 人々は意思決定に参加できるのか? …リディア・ピーターセンさん
  • - 途上国への核輸出に道を開く?世界銀行・アジア開発銀行の政策転換と日本の責任 …FoE Japanより

このようなプログラムを通じて、核問題が人権侵害とどのように関連しているのかを学ぶことができます。

参加方法



集会は会場参加とオンライン参加の両方が可能です。会場参加の方は事前の申し込みは不要ですが、15:30から入館証が配布されますので、早めにお越しください。オンライン参加希望の方は、指定のリンクから登録が必要です。

  • - 日時:2025年10月10日(金)16:00-18:00
  • - 場所:衆議院第二議員会館多目的会議室 & Zoom(ウェビナー)
  • - 参加費:無料

この機会に、核問題と人権について知識を深め、自分自身の意見を持つ重要性を認識して頂ければと思います。ぜひご参加ください。皆様の参加を心よりお待ちしております。

お問い合わせ先



国際環境NGO FoE Japan
TEL: 03-6909-5983
E-mail:[email protected]


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