フレスコボールと地域の木をつなぐプロジェクト
長野県駒ヶ根市で、地域クラブ「FRESCOBALL ALPS」が発起した新たなプロジェクトが話題です。それは、クラウドファンディングを通じて『森と人の新しい関係を築くフレスコボールラケットづくり』です。この取り組みは、日本フレスコボール協会(JFBA)が推進する“コミュニケーションデザインスポーツ”としてのフレスコボールの普及活動の一環です。地域材を利用したオリジナルラケットを製作することで、森への理解を深め、人々が繋がるきっかけを作ることを目的としています。
プロジェクトのきっかけと背景
このプロジェクトの立ち上げを主導する間渕将太氏は、駒ヶ根市の美しい自然に魅了され、関東から家族と共に移住しました。しかし、彼が目の当たりにしたのは、近年の人口減少や少子高齢化の影響で、地域が過疎化し、森が荒れ始めている現実でした。人々の暮らしや文化と深く結びついていた森が、適切な手入れを受けずに荒れ放題になっているのです。
間渕氏は、森の問題を逆に人々が結びつくためのチャンスと捉えました。そして、ラケット作りを通じて地域の木材やその物語を人々に伝えたいと考え、このプロジェクトを始めました。目標金額は50万円ですが、現在までのところ約30%の達成率を記録しています。目標達成を目指して、多くの協力を求めています。
プロジェクトの内容
このクラウドファンディングで集めた資金は、実際にラケットを製作する際の伐採や製材費に使用されます。また、支援者にはオリジナルステッカーやTシャツ、特製ラケットなどのリターン品が用意されています。
参加者が地域の木を使ったラケット作りを通じて、自分自身で形にすることで、その木が持つ物語を感じることができます。さらに、この取り組みは単なるスポーツ活動にとどまらず、地域の人々の心をつなぎ、未来への希望を育てる手段となるのです。
フレスコボールとは
フレスコボールは1945年にブラジルのリオデジャネイロで考案されたビーチスポーツで、競争ではなく協力を重視する点が特長です。2人が向かい合い、約7mの距離を保ちながらラリーを続けることで得られる楽しさと感動は、まさに“思いやりのスポーツ”と呼べるものです。JFBAは国際的なルール統一を図り、世界のフレスコボール界の発展を目指しています。
このプロジェクトにぜひ参加して、ラケット作りを通じて森を知り、人と人がつながる機会を楽しんでみてはいかがでしょうか。共同で活動することで生まれる新しい絆は、未来の地域社会を癒し、豊かにする力となるでしょう。
詳しくは、
FRESCOBALL ALPSのInstagramをご覧ください。