TASCAM新モデル発表
2025-11-11 11:52:28

TASCAMが新たに電源二重化モデルを追加、プロ向け音声卓が進化

TASCAMが新たに電源二重化モデルを追加



音楽と放送のプロフェッショナルたちに愛されるTASCAMが、自社のデジタルミキサーの最新ラインナップとして、電源二重化モデルの『TASCAM Sonicview 24dp』と『TASCAM Sonicview 16dp』を発表しました。この新しいモデルは、音質の向上や操作性の改善を図り、特に生放送やライブサウンドの現場において、依然として中断が許されない厳しい条件下での運用をサポートします。

電源二重化の利点



新モデルの最大の特長は、AC電源に加えDC電源を備えていることです。この電源二重化により、安定した電力供給が保証されるため、長時間にわたる生放送やイベントでも安心して使用できます。特に、緊急時や障害が発生した場合でも機器が稼働し続けるため、制作現場の信頼性が飛躍的に向上します。

専門的な設計



『TASCAM Sonicview』シリーズは、音質と使いやすさの両方を極めたモデルです。フロントパネルには、独立したタッチスクリーンが搭載されており、『Sonicview 24dp』は3つ、『Sonicview 16dp』は2つの画面を装備。これにより、ユーザーは直感的に操作できると同時に、複数のメニューを効率よく切り替えることが可能です。さらに、ミキシングエンジンにはFPGAを採用し、超低レイテンシーを実現しています。

プロ仕様の音質



音質面でも、32bitのADC(アナログ-デジタル変換器)や54-bitの浮動小数点内部処理を採用することで、常時96kHzの高解像度で動作し、クラスを超えた音質を実現しています。この音質の向上は、プロの音楽制作や放送現場においても、重要な要素といえるでしょう。

オプションカードによる拡張性



さらに、オプションカード『IF-ST2110』を装着することで、SMPTE ST 2110システムとの互換性が実現可能です。これにより、IPシステムにおいても対応できるようになり、従来以上に選択肢が広がります。特に、現代の音響環境においては、ネットワークを通じた情報のやり取りが重要なため、この機能はぜひ活用したいところです。

最適な電源管理



同梱されるACアダプター『PS-P2450』は、Danteステージボックス『SB-16D』のDC入力にも対応しており、別売のオプションとしても購入できます。これにより、さまざまな接続機器に対応できる柔軟性を持っています。

展示会情報



新しい『TASCAM Sonicview dp』シリーズは、2025年11月19日から21日にかけて行われる『Inter BEE 2025』で展示される予定です。具体的な時間は、毎日10:00から17:30(最終日は17:00まで)となっています。興味のある方は、ぜひ足を運んで実機を体験してください。

まとめ



TASCAMの新たなデジタルミキサー『Sonicview dp』シリーズは、音質、操作性、そして信頼性を兼ね備えたモデルです。特に生放送やライブパフォーマンスを行うプロフェッショナルにとって、この新しい電源二重化モデルは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。さらなる詳細は、公式ウェブサイトで確認してください。



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