アルフレックス リストアでのせきなつこ作品展「箱庭景」
東京都世田谷区の二子玉川にあるアルフレックス リストアで、9月13日(土)から10月6日(月)までの期間、イラストレーターのせきなつこによる作品展「箱庭景」が開催されます。この展覧会は、アートとインテリアの調和を楽しむための「LIFE with ART project」の一環として位置づけられており、美しいコラージュアートに触れる貴重な機会となっています。
せきなつこが描く物語の世界
せきなつこは、写真と手描きのドローイングを重ね合わせる独自のコラージュスタイルを持ち、旅の思い出や街角の風景を作品に取り入れています。彼女の作品は、異なる時間や文化をミックスし、思いがけない物語を描き出します。このようなアプローチは、見る人々の記憶を刺激し、懐かしさと温かさを感じさせてくれる魅力的なものです。
この作品展では、いくつかの代表作も展示されます。
- - Noon - Rest from Work (H.245 x W.330mm / ジークレープリント / 2025年)
- - Memories Over a Cup of Tea (H.880 x W.880mm / ジークレープリント / 2015年)
- - River Thames: looking North, from St Thomas' Hospital (H.610 x W.1435mm / ジークレープリント / 2019年)
それぞれの作品が持つ独特の視点や感触を通して、来場者は自身の思い出と重ね合わせることができるでしょう。
開催概要
- - 会期: 9月13日(土)~10月6日(月)
- - 時間: 11:00 - 19:00
- - 会場: アルフレックス リストア (二子玉川 蔦屋家電 2F)
- - 所在地: 東京都世田谷区玉川1-14-1
- - TEL: 03-5717-9222
- - 公式ウェブサイト: アルフレックス
なお、都立大学のギャラリーnoieでも同時に展示が行われており、こちらの会期は9月13日(土)から20日(土)までとなっています。
アルフレックス リストアでは、9月23日(火)以降、すべての作品を見ることが可能です。
作家の言葉
せきなつこは、絵を描くことを「ミニチュア模型の空間を作る」プロセスに重ねて捉えています。小さなパーツを集め、自らが大切にしているものや気になる事を明確にしていく過程は、彼女にとって心のセラピーとも言える時間です。アートの表現を通じて自身の内面を探求することで、見る人にもその気持ちが伝われば幸いと語ります。
まとめ
せきなつこ作品展「箱庭景」は、アートが持つ力を感じる素晴らしい機会です。アルフレックス リストアで、彼女が描く小さな物語の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。心に温かい感触を残す作品たちとともに、あなたの大切な時間を過ごしてみてください。