CO2排出量算定ルール
2026-03-26 15:46:05

NTTドコモソリューションズがソフトウェアのCO2排出量算定ルールを策定

NTTドコモソリューションズのCO2排出量算定ルール



NTTドコモソリューションズ(本社:東京都港区)は、近年の環境問題に応えるべく、ソフトウェア分野における脱炭素化に向けた新しい取り組みを発表しました。特に注目されるのは、ソフトウェア製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量算定ルールの策定です。このルールは、日本環境倶楽部のソフトウェア分野の脱炭素研究会に参加する企業との共同作業として生まれました。これにより、従来の算定ルールの対象範囲を大幅に拡大し、ソフトウェア製品の調達から開発、運用、廃棄に至るまで一貫した評価が可能となり、企業におけるグリーン調達の推進やScope3排出量の算定・報告が容易に行えるようになりました。

ソフトウェア業界の環境負荷



ICT業界では、AI技術の利用が進むにつれて、それに伴う環境負荷の増加が懸念されています。直接的には物理的資源を消費しないソフトウェアですが、クラウドサービスやデータセンターの使用を通じて間接的なエネルギー消費を引き起こしています。これにより、ICシステム全体の環境負荷に影響を及ぼすことが明白であり、企業によるScope3排出量の開示はますます重要度を増しています。

新たに策定された算定ルール



新しく策定されたCO2排出量算定ルールは、従来のものから進化しており、ライフサイクル全体におけるCO2排出量を評価するための体系的な枠組みを提供しています。具体的には、ソフトウェア製品を対象とした評価範囲を拡大し、調達や開発段階のみならず、運用や廃棄の段階においても排出量の算定が行えるようになります。このようなアプローチにより、企業はより詳細な分析を行い、自社のソフトウェア製品がどの段階でどれほどのCO2を排出しているかを明確に把握することができるようになります。

たとえば、これまでの算定方法では開発コストを基に排出量を推定していましたが、新ルールでは運用における排出要因をきちんと定義し、より正確な数値を算出できるようになります。

国内外での活用が期待される



この新しい算定ルールは、日本国内だけでなく、世界中のソフトウェア業界でも適用されることを目指しています。環境分野の専門家と共に技術者が協力し、実務に基づいた現実的なルールを作成したため、さまざまな業界がこの新しい基準に基づいてCO2排出量の評価と管理を行えることが期待されています。

NTTドコモソリューションズの取り組み



NTTドコモソリューションズは、特にCradle-to-GateモデルからCradle-to-Graveモデルへ進化させることで、業界の先駆者としての役割を果たしています。この新しく策定されたルールを実際のソフトウェア開発プロジェクトに適用し、ICT機器や通信ネットワーク等から排出されるCO2を正確に把握することで、企業や開発現場が行うべき具体的な対策の立案に寄与しています。

今後の展望



今後、NTTドコモソリューションズは、この算定ルールに基づいた取り組みをさらに推進し、結果を関係機関に報告することで、サプライチェーン全体のCO2削減に寄与していく方針です。また、定期的に得られた知見や課題を共有し、環境への理解を深めていくことで、持続可能なソフトウェアの開発の推進につなげていく考えです。この取り組みを通じて、NTTドコモソリューションズは企業の環境負荷軽減に向けてしっかりとした一歩を踏み出しています。


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