Nick Wood Music: 音の体験を創造する新たな挑戦
1991年に東京で設立されたSyn株式会社が、リブランディングの過程で新たな名称『Nick Wood Music』に生まれ変わります。35年にわたり築き上げてきた音の体験価値をさらに高め、新たなステージへと進むことを宣言しました。リブランドを機に、同社は音楽の可能性を探求し続けます。
創業の背景: 友情とビジョン
創設者であるニック・ウッド氏は、音楽の国際的な影響力を信じ、Duran Duranのサイモン・ル・ボンと共にこの会社を立ち上げました。音楽が新たな価値を創造する力を持っているという共通のビジョンが、Synの原点となっています。創業以来、ル・ボンはさまざまなプロジェクトに深く関与しており、音楽業界の枠を超えたクリエイティブな取り組みが続けられてきました。
35年間の実績とクライアント
Synは、広告や映画、サウンドブランディング、ライブイベントなど多数の分野で成果を上げてきました。トヨタやソニー、ディズニーなどの名だたるクライアントを持つ同社は、音に革命をもたらしてきました。過去の重要な作品には、キリンのワールドカップ公式楽曲や、エミー賞を受賞したCNNのキャンペーンがあります。特に、音楽とブランドの融合を具現化した数々のプロジェクトは、同社の名声を築く基盤となったのです。
日本らしさとクリエイティブな環境
英国リバプール出身のニック・ウッド氏は、1987年から東京に根を下ろし、日本的な美意識を作品に取り入れています。青森と秋田の間にある十和田湖の畔に設立されたDolby Atmosスタジオは、彼のクリエイティブな活動の中心です。自然豊かな環境で、世界水準の音楽体験を提供できる場として機能しています。
新会社の設立と未来へのビジョン
Nick Wood Musicの設立は、Syn株式会社の法的解散を意味しており、新たな経営体制もスタートします。ニック・ウッドは引き続きクリエイティブディレクターとして活動し、ウッドのり子が代表を務めます。新会社はこれまでの理念を受け継ぎつつ、より明確な方向性を持って進化を続けます。
次なる章: 未来に向けた抱負
ニック・ウッドは、「Nick Wood Music」は単なる刷新ではなく、35年の経験を凝縮したものだと言及しています。音、空間、ブランド、そして人間の知覚をより深く探求することが、今後の活動の中心です。ラグジュアリーなリゾートやスパ、映画制作など、多岐にわたるフィールドでさらなる発展を目指しています。
ニック・ウッドの言葉を借りれば、「音は、人々の感じ方を変える力を持つ」との信念が新たな道を拓きます。周辺地域や海外のネットワークを活かしながら、持続可能で実質的な価値を提供し続けるNick Wood Musicは、今後の音楽界に大きな変革をもたらすことでしょう。35年の積み重ねは、新しい形でさらに深まっていくのです。