米国とカナダの大学生が日本で学ぶ文化体験プログラム

日本文化を体験するカケハシ・プロジェクト

2025年2月、米国とカナダからの大学生が日本に来た頃、彼らは日本語を学ぶ優秀な学生として名を馳せ、また日本の文化に興味を持つ学習者でもあります。この訪問プログラムは、「対日理解促進交流プログラムカケハシ・プロジェクト」の一環として行われ、彼らは文化交流と学びの機会を得ることが期待されています。

このプログラムの目的は、参加者が日本での留学や就職への興味を深め、科学技術や日本の歴史についての理解を深めることです。参加者は、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター（IUC）の学生たちと交流し、彼らと共に日本の文化を探求していきます。彼らの訪問先は、東京都、神奈川県、愛知県と多岐にわたります。

日程とスケジュール

プログラムは2025年の2月5日から始まり、合計で15名の参加者が予定されています。米国からは日本語弁論大会で優秀な成績を収めた大学生10名、カナダからは日本語学習者の大学生5名が参加します。具体的な日程は以下の通りです：

- 2月5日（水） 参加者の来日
- 2月6日（木） オリエンテーション、視察（日本科学未来館）、原宿・明治神宮を訪問
- 2月7日（金） 三渓園視察、IUCとの交流後、愛知県へ移動
- 2月8日（土） 茶道文化体験、ホームステイ対面式
- 2月9日（日） ホームステイ
- 2月10日（月） 私立東邦高等学校との交流後、東京都へ戻る
- 2月11日（火） ワークショップ、成果報告会後、帰国

このプログラムでは、英語と日本語を使用しながらの活動が行われ、異文化理解を促進します。参加者はさまざまな活動を通じて、日本の生活や文化、社会についての貴重な体験を得る機会が与えられます。

プログラムの意義

「カケハシ・プロジェクト」は、ただの文化交流にとどまらず、参加者に対日理解を深めるための重要なプラットフォームを提供しています。外務省の支援を受け、参加者は様々な分野での日本の魅力を体験し、それを積極的に発信する使命を帯びています。このプロジェクトを通じて、他国の学生との交流を深め、日本の歴史や技術についての理解を高め、国際的視野を広げることが期待されています。

一般財団法人日本国際協力センター（JICE）が実施団体となり、ここでの経験は彼らの将来のキャリアにおいて大きな影響を与えることでしょう。参加者は日本での学びを通じて得た知識や体験を、各国に帰国後も広く発信し、国際交流の懸け橋となることを目指しています。