ワタミ美幌峠牧場が「自然共生サイト」に認定
ワタミ株式会社が運営する美幌峠牧場が、2026年3月に環境省より「自然共生サイト」としての認定を受けたことをお知らせします。この認定は、国際的な生物多様性保護の目標「30by30」に基づくものであり、牧場としては日本初の快挙となります。この認定を通じ、ワタミは持続可能な酪農の新たなモデルケースを提示するとともに、環境保護に対するリーダーシップを発揮することを目指しています。
自然共生サイトとは
「自然共生サイト」は、企業などの民間部門における生物多様性の保全活動を評価し、環境省が正式に認定した場を指します。特に、これらのサイトは2030年までに陸と海の30%以上の保護を目標とする国際的な取り組みの一環とされ、認定されたエリアは国際データベースにも登録されます。このような制度が整備されることで、地域の生物多様性を保護し、サステナブルな発展を促進することが期待されます。
美幌峠牧場の特長
美幌峠牧場は、北海道オホーツク地域の美しい自然環境に位置しており、放牧中心の酪農を実施しています。牛は広大な牧草地で草を食べて育てられ、グラスフェッド飼育が基本です。この取り組みにより、地域の生態系に配慮した持続可能な農業が実現されています。
さらに、当牧場では農薬や化学肥料を使用せず、自然の恵みを最大限に活かした有機的な酪農を行っています。このことによって、土壌や地下水、河川に対する環境負荷が低減され、健全な生態系の維持にも寄与しています。
生物調査の結果
株式会社地域環境計画による調査では、美幌峠牧場周辺の自然林に希少なニホンザリガニが生息し、広大な有機牧草地がオオジシギなどの希少な鳥類の重要な繁殖地となっていることが確認されています。こうした調査結果は、同牧場が地域における生物多様性を支える重要な場所であることを示しています。
今後の取り組み
ワタミは、美幌峠牧場での成功事例を全国のワタミファームに展開し、同様の生物多様性に配慮した循環型農業の推進に取り組んでいきます。先進的な農業の実践を通じて、持続可能な食のインフラを構築し、未来の世代へと豊かな自然環境を引き継ぐことが企業の使命です。
ワタミ株式会社について
- - 住所: 東京都大田区羽田 1-1-3
- - 代表者名: 代表取締役会長 兼 社長 CEO 渡邉美樹
- - 設立: 1986年5月
- - 事業内容: 国内外食事業、農業、環境事業など多岐にわたります。
- - 公式ホームページ: ワタミ株式会社
ワタミ美幌峠牧場は、生物多様性の保全と持続可能な酪農の実現に向けて、さらなる挑戦を続けていきます。