深澤直人とJAKUETSが贈る「Playful Sculptures」展
2025年4月、イタリアのミラノで行われる「ミラノデザインウィーク2025」にて、株式会社ジャクエツがプロダクトデザイナーの深澤直人と共に特別なインスタレーション「Playful Sculptures」を海外初展示します。このインスタレーションは、子どもたちの自由な発想と豊かな想像力を引き出す遊具シリーズ「YUUGU(ユウグ)」を用いて、彼らの遊びを通じた発見の場を提供します。
ジャクエツは創業から100年もの間、子どもたちが安心して過ごせる環境作りを続けてきた企業です。これまでの経験と知識を活かし、深澤直人と共にシンプルなデザインでありながら、インパクトのある遊具を開発してきました。「YUUGU」は子どもたちが楽しむための安全なプロダクトであり、同時に彫刻的な要素を放つ存在感を持っています。これらの遊具は、子どもたちの遊びを通じて新しい発見を促し、自然な反応や行動を引き出すためのオブジェクトです。
今回の展示のために選ばれた遊具は、国際的な安全基準であるTÜV認証を取得した製品が中心です。展示は、ミラノのセンピオーネ公園にあるトリエンナーレ・ミラノの玄関前広場という素晴らしいロケーションで行われます。緑豊かな芝生と澄んだ青空に囲まれたこの場所は、ミラノの市民が日常の中で親しんでいる公共の場です。
「Playful Sculptures」は、このような日常の風景の中で子どもたちだけでなく、多くの人々の興味を引きつける場を提供します。展示初日から多くの方々が訪れ、実際に遊具に触れ、自由に遊ぶ様子が見られました。この特別なインスタレーションは、ただ見るだけでなく、近寄って体験し、楽しむことができるように設計されています。
展示は2025年4月8日(火)から13日(日)までの間行われ、プレスデイは4月7日(月)です。開催時間は毎日10:30から21:00までで、最終入場は20:00までとなっています。
深澤直人のプロフィール
深澤直人は、利用者の視点に立ったデザインを得意とし、多くのブランドのデザインやコンサルティングを手がけてきた著名なデザイナーです。彼は「Super Normal」と呼ばれるコンセプトを持つデザイン集団を設立し、デザインと科学の関係を探求し続けています。受賞歴も豊富で、デザイン界での地位は確立されています。
株式会社ジャクエツの理念
ジャクエツは、幼児教育環境の向上を目的に、遊具の設計から製造までを一貫して行っています。2024年には国際的な安全基準を満たすTÜV認証を取得し、遊具の研究やデザインに取り組む「PLAY DESIGN LAB」なども運営しています。また、「RESILIENCE PLAYGROUNDプロジェクト」では、障がいを持つ子どもたちが安心して遊べる環境作りにも注力しています。
「Playful Sculptures」は、子どもたちだけでなく、家族みんなが楽しめる遊びの場であり、新しい発見を共有する絶好の機会となることでしょう。ミラノデザインウィークでの特別な展示が、子どもたちの未来にたくさんの希望と喜びをもたらすことを願っています。