NUNOとウィーン・スタイル
2025-10-07 14:57:11

ウィーン・スタイルを彩るNUNOのオリジナルテキスタイル展、東京で開催

ウィーン・スタイル展で彩る独創的な空間



東京のパナソニック汐留美術館で、2025年10月4日より開催の特別展『ウィーン・スタイルビーダーマイヤーと世紀末生活のデザイン、ウィーン・劇場都市便り』に注目が集まっています。この展覧会には、日本のテキスタイルスタジオNUNO(株式会社 布)が手がけた、ウィーン・スタイルを独自に解釈したオリジナルテキスタイルが展示空間を彩ります。

NUNOの新しい試み


NUNOは、革新的な布づくりで国際的に有名なスタジオで、代表の須藤玲子さんが主宰しています。本展のために、NUNOは特別に6種の新しいテキスタイルをデザイン・制作しました。これらの作品は展示の壁面や展示台に使用されており、作品の魅力を引き立てています。

特に、ウィーン工房のロゴをモチーフにしたジャカード織のトートバッグやプレイスマットなど、限定オリジナルグッズも展覧会会場及びNUNOの店舗で販売されます。これらのアイテムは、展覧会のテーマに通じる「伝統と革新」を体現しており、ぜひ手に入れたい逸品です。

展覧会の魅力


本展では、19世紀前半のビーダーマイヤーと世紀末というウィーンの文化の二つの輝かしい時代に焦点を当てます。展示品は銀器や陶磁器、ガラス、ジュエリー、ドレス、家具などを含むおよそ270点。これらの作品は、実用性や快適さ、美しい装飾や自然への思いを反映したもので、両時代の美意識を感じることができます。

展示空間では、NUNOのテキスタイルが背景として作品を支え、訪れる人々に特別な鑑賞体験を提供します。テキスタイルは、コットンや麻といったセルロース素材から作られ、作品保護に配慮して厳選されています。特に、この布が直接作品に触れることで、展示の美しさを最大限に引き出すことが期待されます。

ゲストキュレーターの新見隆氏


今回の展覧会は、武蔵野美術大学の新見隆教授がゲストキュレーターとして手掛けています。彼のユニークなビジョンのもと、NUNOのテキスタイルが新たな形でウィーン・スタイルを再解釈している点も見逃せません。

展覧会詳細


  • - 会場: パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック汐留ビル4階)
  • - 会期: 2025年10月4日(土) - 12月17日(水)
  • - 開館時間: 午前10時 - 午後6時(最終入館は午後5時30分まで)
  • - 入館料: 一般1,500円、65歳以上1,400円、大学生・高校生1,000円、中学生以下は無料

この展覧会は、ウィーンと日本の文化の架け橋となるものです。NUNOのオリジナルテキスタイルとともに、ウィーンの歴史的な生活文化を体感しにいきませんか?


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