博士メンタリング支援
2025-06-26 08:31:07

東京の博士学生支援を強化する新たなメンタリングサービス

東京の博士学生支援を強化する新たなメンタリングサービス



近年、研究を志す大学院生たちにとって、キャリア形成は一段と難しい課題となっています。特に、博士課程を修了する学生が抱える進路や経済面での不安が増しており、これに対処するための新たな取り組みが始まっています。株式会社LabBaseが提供する博士人材向けメンタリングサービスでは、実績ある博士出身の先輩との1on1面談を通じて学生たちのキャリア形成を全力で支援します。

LabBase博士・ポスドク Ph.Dメンターとの1on1面談とは


このサービスは、文系・理系を問わず、博士課程在籍者やポストドクター(以下、博士・ポスドク)を対象としています。メンタリングはオンラインで行われ、約30名の多様なメンターが揃い、アカデミアや産業界、さらにはベンチャー企業での経験を持つ先輩たちが参加しています。彼らは博士学生の不安や悩みに対する理解が深く、キャリア支援を行うことができます。

背景と課題


最近、博士課程の進学者数は減少傾向にあり、その原因として修了後のキャリアパスが見えにくいことや、大学内の支援体制が不足していることが挙げられています。特に、小規模な研究室では、相談できる先輩や専門家がいないため、孤独感や不安を感じる学生が多くなっています。また、博士課程を進む学生たちは、非常勤での収入や奨学金以外の経済的な支援が限られており、それがさらに生活への不安を増幅させています。

これに対処するため、科学技術振興機構(JST)が実施する「SPRINGプログラム」では、研究活動に必要な経費が大学に支給される制度が設けられています。しかし、大学はこの支援を十分に活用できていない現状があります。LabBaseは、この複雑な環境を打破し、実務経験豊富なメンターによる1on1面談を通じて教育やキャリア支援を行うプラットフォームを作り出しました。

利用者の声


実際にこのメンタリングを受けた博士学生たちからは、感謝の声が寄せられています。
  • - 「企業とアカデミア両方の経験を持つ先輩と話すことで、キャリアについての視野が広がりました。」
  • - 「守秘義務が守られているため、気軽に自身の悩みを相談できたのが心強かったです。」
  • - 「自分の考えを整理してもらい、理想のキャリアを見つける手助けをしてもらいました。」

導入大学の評価


宇都宮大学の吉澤氏は、このメンタリングサービスが非常に価値あるものであると評価しています。「教員とは異なる視点でキャリア支援が受けられるため、大学院生にとって有用なツールとなっています」とコメントしています。特に地方の大学においては、貴重な人材育成の機会を提供しているとしています。

会社概要


株式会社LabBaseは、2016年に設立され、東京都港区に本社を構えています。企業の目的は博士人材のキャリア支援およびエンパワーメントです。彼らの新しいサービスは、次世代の研究者たちが安心して研究に専念できる環境を提供する一助となることでしょう。

詳細情報はこちらからご確認いただけます。


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