ミラノ出展の高島屋
2026-01-15 15:28:56

高島屋、ミラノデザインウィーク2026に初の共同出展を果たす

高島屋、ミラノデザインウィーク2026に初の共同出展を果たす



2026年4月、ミラノにて開催される世界最大のデザインフェスティバル「ミラノデザインウィーク」に、株式会社高島屋と株式会社龍村美術織物が初めての共同出展を行うことが決まりました。日本の伝統技術を世界に向けて発信するこのプロジェクトは、「フォーリサローネ」という名のもと、4月21日から26日までの期間にわたり、イタリア国内外から多くの関心を集めることでしょう。

高島屋と龍村美術織物の歴史



高島屋は1831年に創業以来、特に呉服文化の普及と発展に力を注いできました。呉服や美術工芸品の催事や展示会を通じて、全国の優れた生産者や名匠と連携し、伝統技術と文化を次世代へと繋げる努力をしてきました。その一方で、龍村美術織物も1894年の創業以来、日本の古代織物に基づき独自の美を追求してきました。特に「美術織物」という新たな分野を切り開いた先代の龍村平藏は、帯のデザインに限らない多様な織物表現を実現し、現代の五代平藏までその精神が継承されています。

共同出展の意義



今回の共同出展は、1927年に高島屋で実施された第1回錦帯作品展以来の歴史的な再会でもあります。高島屋と龍村美術織物はその後、互いに支え合いながら、約100年もの間、伝統的な染織文化を育ててきました。この度、2027年に迎える「龍村錦帯」創立100周年を機に、両社は「CASA TATSUMURA」と名付けた新しいインテリアブランドをスタートし、その発信をミラノから行うこととなります。

「CASA TATSUMURA」は、意匠と技術に優れたインテリアを提供し、現代のライフスタイルに合った新しい和の形を提案します。

強力なパートナーシップ



ミラノデザインウィーク2026に向けた総合プロデュースは、東京と富山を拠点とする株式会社エイタブリッシュのクリエイティブディレクター・川村明子氏が担当します。川村氏はインテリアデザイナーとしての高い専門性を生かし、「CASA TATSUMURA」としてデビューする独自の家具デザインにも関与します。これにより、日本の伝統美をモダンな感性で再構築する試みが実現されることが期待されています。

出展の詳細



出展会場は「Maurizio Baldassari Showroom」にて、期間中は在場者が日本の美術織物の魅力を直接体験できる機会が設けられます。また、カリモク家具株式会社や株式会社ワイ・エス・エムによる家具や照明器具の制作も行われ、洗練された空間が演出される予定です。

この共同出展は、日本の染織文化を世界に広める重要な一歩であり、今後3年間にわたり、毎年ミラノデザインウィークに出展する計画があるため、更なる発展が期待されます。2026年から2028年の間に、日本の誇る染織の未来の在り方を世界に提示していく「CASA TATSUMURA」に注目が集まることでしょう。


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