大阪・関西万博が閉幕
2025年の日本国際博覧会、大阪・関西万博が10月13日に無事に閉幕を迎えました。株式会社商船三井がブロンズパートナーとして協賛したこの博覧会では、「未来の都市」パビリオンにおいて、「WIND VISION」をテーマにした展示が行われました。このパビリオンには世界中から訪れた閣僚や経済団体の方々を含め、さまざまな年齢の来場者が集まりました。
未来の都市パビリオンの魅力
特に注目を集めたのは、次世代ゼロエミッション船「ウインドハンター」の大型模型を用いた体験型アトラクションです。このアトラクションには、なんと延べ10万人以上の方々が参加しました。展示ブースは連日賑わいを見せ、「未来の都市」は大規模なパビリオンとして、多くの来館者を迎え入れました。
- - 来館者数: 190万人
- - 商船三井の展示ブース来場者数: 165万人
- - 「Wind Vision attraction」参加者数: 10万人
このような多くの人々に参加いただいた理由は、商船三井が未来の海運業界の可能性を若い世代に伝える活動が評価されたからだと思われます。
寄贈活動の背景
10万人の参加者を達成したことを記念して、商船三井は修学環境支援の一環として全国の商船高等専門学校に記念品を寄贈することを決定しました。寄贈の対象校には、富山高等専門学校、鳥羽商船高等専門学校、広島商船高等専門学校などが含まれます。寄贈品としては、商船三井オリジナルのデジタルカレンダーが選ばれました。
近年、海運業界ではすでに社会課題解決に寄与する取り組みが進められており、商船三井もその流れに乗り、未来を担う船員の育成を大切に考えています。このような取り組みは、地域の発展と密接に結びついています。
社会課題への貢献
商船三井は、6月に行われた学生を中心とした社会課題解決イベント「EXPO共鳴フェス」にも協賛し、ここでも未来社会の技術やデザインを発信してきました。今回の寄贈は、サステナビリティに関する一助であり、船員育成の取り組みとして前向きな一歩となります。
我々商船三井は、これからも社会インフラを支える一翼として「安全」なオペレーションを実行し、市民の日常の「当たり前」を支え続ける所存です。
「未来の都市」では、未来社会の実現を追求し続けることが重要であり、今回の万博での貴重な経験を活かして、さらなる発展を目指していきます。未来の子どもたちと共に、海運業界の未来を模索し、共に成長していくための活動を続けてまいります。