板金製ランプシェード「渦」
2025-01-01 06:23:30

隈研吾氏がデザインした板金製ランプシェード「渦」の魅力とは

隈研吾氏が手がけた新たな板金アート「渦」



東京都東村山市の株式会社ウチノ板金が、著名な建築家隈研吾氏とコラボレーションした新作として板金製ランプシェード「渦」を発表する予定です。2025年3月の販売開始に先立ち、今回はその製作過程や作品の特徴について詳しくご紹介します。

板金技術を生かした独自のデザイン


ウチノ板金は、建物の外装工事を中心に多彩な板金製品の製作や販売を行っています。特に、同社が手掛ける板金の折鶴や壁掛けオブジェは、国内外で高く評価されています。そんなウチノ板金が期待を寄せる新作「渦」は、隈研吾氏によるデザインが特徴です。彼は、その特性を生かし、電球を囲むように薄く加工された板金がひらひらと揺れる、柔らかい印象を持たせるデザインを考案しました。

このランプシェードは、環境への配慮もなされており、廃棄された板金材を再利用することができる点が大きな魅力です。さらに、熟練の職人技により、板金同士が伝統的な「ハゼ組」技術で連結されており、強度がありながらも美しい仕上がりを実現しています。

洗練されたランプシェード「渦」の特長


「渦」は、見る角度や光の加減によって、板金の素材感を存分に活かし、色や形が変わるユニークなフォルムを持っています。特に、日本古来の技術を用いて、緑青銅板や真鍮板など多様な素材を組み合わせて製作されるため、各作品がそれぞれ異なる表情を持っています。灯りがともった時、その光は周囲をやわらかに照らし、見る人の心を温めるでしょう。

隈研吾氏との共同作業の重要性


隈研吾氏は、独自の視点で「渦」を創り上げるため、ウチノ板金の職人たちと何度も意見を交わし、練り上げた結果、この作品が誕生しました。新たな価値を求めて職人技の結晶が生まれたこのランプシェードは、アートとしてだけでなく、実用性も兼ね備えています。なによりも、地域社会との関わりを重視し、販売の際には和國商店のテーマ「循環」を反映させています。

和國商店と「渦」の未来


和國商店がオープンした新たなカフェ「和國商店」でも、このランプシェードは展示され、来訪者が実際にその魅力を体感することができます。さらに、同店舗はネット販売も行っており、全国どこでも「渦」を手に入れることができます。価格は110,000円(税込み)を予定しており、予約も受け付けています。詳しくは和國商店の公式サイトをご覧ください。

まとめ


隈研吾氏とウチノ板金のコラボレーションによって生まれたランプシェード「渦」は、職人技が際立つ一品です。見る人の心温まる灯りを届けるこの作品は、確かな技術と感性が融合した素晴らしいアート作品と言えるでしょう。環境への配慮も忘れず、これからの生活に彩りを加える存在として、おすすめです。ぜひ和國商店で実物をご覧ください。皆様の訪問をお待ちしています。


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