2026年の日本のフェス文化に関する調査結果
株式会社クロス・マーケティングが実施した「フェスに関する調査(2026年)」では、全国の20歳から69歳の男女を対象に、音楽や食のフェスティバルへの関心や参加体験について探りました。夏を中心に多くのフェスが開催される中、今回はその動向と参加者の声が明らかになりました。
人気のフェスタイプ
調査の結果、参加経験者や興味のあるフェスにおいて、最も人気を集めたのは「グルメフェス」と「ご当地フェス」というフード系のイベントでした。音楽フェスはこれらに次ぐ第三位で、多くの人が音楽以外の楽しみを求めていることが伺えます。興味を持つものの、参加したことのない人は約65.6%と高い数字も示しており、参加へのハードルがまだ高いことを物語っています。
情報の収集方法
フェス情報を得る方法としては、「ネットニュース」が最も多く、37.1%が利用しています。続いて「友人や家族からの口コミ」や「テレビCM」が2割台を占めています。特に20代と30代では、SNSを介した情報収集が顕著に見られました。20代はハッシュタグでトレンドを把握し、30代では様々な媒体を通じて情報を得る傾向があり、世代ごとの特徴が浮き彫りになっています。60代では新聞や雑誌、チラシといった伝統的な媒体が重要視されるなど、世代間での違いが鮮明です。
音楽フェスの楽しみ方
多くの参加者は「好きなアーティストの演奏を楽しむ」ことを最も重視しています。全体の60.2%がこの楽しみを挙げ、次いで「日常を忘れてストレスを発散する」と「音楽にノッてストレス発散できる」が続きました。このように、音楽フェスは日常生活から解放される場ともなっており、特に女性は男性よりも高い期待感を持って参加していることがわかります。
フェス参加者の困りごと
一方、フェス全般における困りごとのトップ3には「人ごみが疲れる」「トイレが混雑する」「帰り道が混む」が選ばれました。これらの問題は参加者のストレスポイントとなっており、特に女性はこれに加えて「長い行列に並ぶ」「参加中に座る場所がない」「日焼け対策」といった困りごとにも直面していることが示されています。
楽しかったフェスの傾向
これまでに参加して楽しかったとされるフェスには、地方の大規模な音楽フェスのほか、餃子フェスなどのグルメ系イベントや独自性のある「辞書フェス」なども挙げられました。多様性があり、参加者のニーズに応えるイベントが増えていることがうかがえます。
まとめ
この調査を通じて、音楽フェスやグルメフェスの人気の背景や、参加者が抱える課題が浮き彫りになりました。楽しい体験を提供するためには、情報収集の幅を広げ、参加者の困りごとを解消する努力が重要となるでしょう。今後のフェス文化の発展が期待されます。
詳しい調査結果はクロス・マーケティングの公式ページにてご覧いただけます。調査概要は、広く参加者の意見を反映したものとなっています。