京セラ発オリジナルアニメ「PROJECT2025」とケイゴイノウエの挑戦

ISARIBI株式会社のクリエイターレーベル「METEORA st.」に所属するケイゴイノウエが、彼のユニークなビジョンをもって未来の宇宙の日常を描いた縦型アニメ『キラキラな宇宙の街』に参加することが発表されました。このプロジェクトは、京セラの支援を受けたオリジナルアニメ「PROJECT2025」の一環として進められています。

ケイゴイノウエと「キラキラな宇宙の街」

ケイゴイノウエは、ビビットな色使いやサイバーパンクなスタイルで知られ、幅広い作品を手がけています。彼が担当した『キラキラな宇宙の街』は、6人のクリエイターによるシリーズの第6弾であり、未来の宇宙社会における地球との繋がりを描いています。国際宇宙ステーション(ISS)の技術を活用した作品であり、京セラが開発したファインコージライトミラーが重要な役割を果たすことが付記されています。この作品は、宇宙が身近になることで地球との心の距離も近く感じられるようになることを願ったメッセージが込められています。

「PROJECT2025」の成り立ち

京セラの「PROJECT2025」は、Z世代をターゲットにしたアニメプロジェクトで、彼らの不安や葛藤に寄り添いながら新たな希望を提供することを目的としています。これまでのアニメシリーズの一環として、2022年から毎年新作が発表され、特に世代間のギャップについてのリサーチや広告展開も行われてきました。

第3弾のアニメでは、ナレーションと楽曲がsuis（ヨルシカ）によるもので、彼の音楽が作品の雰囲気を引き立てています。今回の『キラキラな宇宙の街』は、2022年から2024年の作品の総集編と併せて公開される予定であり、視聴者にとっては新旧両方の作品を楽しむ絶好の機会となるでしょう。

ケイゴイノウエのこれまでの実績

ケイゴイノウエは、2020年からSNSで注目を浴び、多くのプロジェクトに参加してきました。特に、AdoやEveのミュージックビデオでの活躍が印象的で、彼の作り出すビジュアルは多くのファンから支持されています。また、『夜のピエロ』（Teddy Loid Remix）は国際的な広告賞を受賞するなど、その実力が証明されています。2023年には、TVアニメ『うる星やつら』のED映像も手がけるなど、活動は多岐にわたっています。

プロジェクトの未来

「PROJEC2025」は、未来に希望を見出す若者たちに向けた作品であり、2025年2月5日から特設サイトでの公開が予定されています。また、プロジェクトに関連する電車広告も展開され、今を生きる若者たちへ向けた応援メッセージが流れます。この作品を通じて、未来の可能性や希望を感じることができるでしょう。白熱する創造の舞台裏や、参加クリエイターたちの情熱に触れながら、未来を想像するきっかけとなることを期待しています。

詳しくは、京セラの特設サイト（https://www.kyocera.co.jp/animation/）をご覧ください。