舞台『それを言っちゃお終い』Ⅹ: 高田翔と手塚日南人の競演
2025年2月、東京の六本木トリコロールシアターにて、フランスの現代戯曲『それを言っちゃお終い』(原題:Fallait pas le dire)が上演されることが決定しました。日本初上演から数回の公演を経て、いよいよ10回目を迎えるこの作品は、日仏の演劇界の架け橋とも言える非常に興味深い舞台です。
魅力あふれるキャスト
今回の公演では、主演に高田翔が、共演者として若手俳優の手塚日南人が登場します。高田は、数多くの舞台で圧倒的な存在感を誇る名優であり、観客を惹きつけてやまない魅力を持っています。一方、手塚は最近舞台活動を開始した新星でありながら、彼の演技にはすでに多くの期待が寄せられています。この二人がどのように互いの役を演じ分けるのか、非常に楽しみです。
舞台の概要
演出を手がけるのは、白樹栞。彼女は舞台女優としての経験を活かし、作品に新たな視点をもたらす演出家として知られており、多数の作品で好評を得ています。この『それを言っちゃお終い』も、実に繊細な演出によって、観客に深い感動と共感を与えることでしょう。
本作は、全15景で構成される作品ですが、今回上演されるのはそのうち12景。具体的には、恋人同士のやり取りや日常の悩みに焦点を当てた様々な情景が描かれます。観客は、高田と手塚が演じるキャラクターの心の葛藤や微妙な関係性に目を奪われることでしょう。
ストーリーの一端
物語は、日曜日に母親が息子のために常に焼き続けてきたケーキの話から始まります。「ママのケーキ、パサパサしてる…」といった一言が、その関係性に暗い影を落とす様子が描かれます。全景の最後には、思わず「それを言っちゃお終い」と叫びたくなるような展開が待っています。この作品がどのような感情を呼び起こすのか、期待は高まるばかりです。
公演詳細
公演名:Fallait pas le dire『それを言っちゃお終い』Ⅹ
作:Salomé Lelouch
翻訳・脚本:岩切正一郎
演出:白樹栞
出演:高田翔、手塚日南人
公演日程:2025年2月21日(金)〜3月2日(日)
劇場:六本木トリコロールシアター
チケットは前売りで8,800円(税込)、詳細は公式サイト及びイープラスで確認できます。
高田翔と手塚日南人が織りなす舞台が、どのように仕上がっていくのか、ぜひ観に行ってみてはいかがでしょうか。彼らの演技が、多くの観客に感動を届けることを願っています。