ABEMAオリジナルドラマがアジアテレビ賞にノミネート
新しい未来のテレビ、『ABEMA(アベマ)』は、アジア圏で最も権威のあるテレビ賞である『30th Asian TELEVISION AWARDS』で、オリジナルドラマの2作品がノミネートされたことを発表しました。その2作品とは、2024年9月16日から配信される『透明なわたしたち』、そして2025年1月9日から配信予定の『警視庁麻薬取締課 MOGURA』です。
このアジア・テレビジョン・アワードは、1996年に創設され、アジア各国の放送局が制作した優れた番組に対する評価を行う場です。今年で30回目を迎え、52部門にわたる様々なジャンルが対象となっています。クオリティの高い番組が数多くノミネートされる中、ABEMAの2作品が評価されることは、視聴者にも大きな注目となっています。
透明なわたしたち
『透明なわたしたち』は、一般的に年齢を重ねた人が見ることの多い社会派群像サスペンスとして評価されており、主演の福原遥が演じる週刊誌ライターの碧(あおい)が、渋谷で起こった凶悪事件の真相を追い求める様子が描かれます。物語の中では、彼女が高校時代の仲間たちと再会し、共に過去を振り返る中で見えてくる“真実”が描かれています。視聴者からは「今の時代を映し出す作品」として共感の声が寄せられています。また、豪華な若手俳優陣も出演し、物語を一層引き立てています。
- - キャスト:福原遥、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈、林裕太
- - スタッフ:企画BABEL LABEL、監督・脚本松本優作、プロデュース藤井道人
警視庁麻薬取締課 MOGURA
もう一つのノミネート作品『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、放送作家・脚本家の鈴木おさむによる企画で、ラッパーの漢 a.k.a. GAMIから聞いた実話を元にしています。この作品では、日本を代表するラッパーの般若が警察官として演じる姿が注目を集めています。彼が覚醒剤の集団摘発のため、ラッパーグループに潜入捜査を行うというシリアスなテーマを、新たな視点で描いています。観る人を引き込むHIPHOPエンタメドラマとして、視聴者からは「他では見ることのできないストーリー」と話題を呼んでいます。
- - キャスト:般若、成海璃子、吉村界人、眞木蔵人、風間俊介
- - スタッフ:企画・プロデュース鈴木おさむ、原案漢 a.k.a. GAMI、監督志真健太郎
ノミネートに対するコメント
ノミネートに際し、『透明なわたしたち』の松本優作監督は、素晴らしいキャストとスタッフの協力によって生まれた作品が高く評価されたことに感謝を述べています。また、『警視庁麻薬取締課 MOGURA』の鈴木おさむプロデューサーも、自身が聞いた実話を基にしたドラマを制作できたことに誇りを感じているとコメントしています。両作品とも、特異なテーマでありながら多くの感動や共感を呼び起こしている点が、ノミネートの大きな理由だと言えるでしょう。
結論
『30th Asian TELEVISION AWARDS』の結果は、2025年11月29日、ジャカルタでの授賞式にて発表予定です。ノミネートされた『透明なわたしたち』と『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は、現在ABEMAにて配信中です。この機会にぜひ両作品を視聴して、そのクオリティを体験してください。