CO₂スツール誕生
2026-07-22 13:33:30

持続可能な未来へ向けた新たな一歩、CO₂スツールの製作と設置

未来を感じる三ツ矢サイダーミュージアムの新装備



株式会社イトーキが手掛けた最新のスツール製作が話題となっています。このスツールはアサヒ飲料の「CO₂を食べる自販機」で回収したCO₂吸収材を活用し、3Dプリントによって製作されました。この取り組みは、2026年8月1日にリニューアルオープンする「三ツ矢サイダーミュージアム」に展示され、訪れる人々が実際に触れて体感できるものとなります。

サステナブルな設計理念


イトーキは、企業や地域の未利用資源を価値あるプロダクトへと昇華させる「Econifa UPCYCLE」というサステナブルデザインソリューションを展開しています。このプロジェクトにおいて、イトーキは素材開発からデザイン、製造プロセスまでを全うし、このスツールを仕上げています。この取り組みを通じて、アサヒ飲料の「CO₂を資源として循環させる」という理念が、皆に身近に感じられるようになります。

CO₂を資源とする新たな試み


アサヒ飲料は、「CO₂を食べる自販機」という画期的な取り組みを行い、大気中のCO₂を吸収して新たな価値へと変換しています。この自販機で回収されたCO₂は、スツールの製作に使われ、製品が新たな命を得るのです。これにより、単なる廃棄物が、実際に人々に使用される家具として生まれ変わります。アサヒ飲料明石工場内のミュージアムにはこの自販機も設置され、資源循環の重要性を直接体感できる場を提供しています。

企業間の連携による成果


イトーキとアサヒ飲料、そして素材製造を行う株式会社コバヤシの3社が、それぞれの専門性を駆使し、スツールの製作を行いました。イトーキ中央研究所は新素材の配合と3Dプリント条件の調整を担当し、コバヤシが具体的な材料を供給しました。それぞれの技術と知識を結集させ、今回のスツールが形になったのです。

スツールのデザインと機能


このスツールは、持ち運びやすさを考慮し、スタッキング仕様になっているため、限られたスペースでも扱いやすくなっています。さらに、座面には持ち手が設けられており、来場者が気軽に利用できる工夫がされています。見た目にも「三ツ矢サイダーミュージアム」の明るい雰囲気に調和するデザインが施されています。

見えない価値を体感する場に


イトーキは、未利用資源を単に再利用するのではなく、その背後にある企業や地域の想いを形として伝えることに注力しています。この新たに開発されたスツールを通じて、来場者は環境問題に対する気づきを深め、資源循環の重要性を体験することができます。実際にスツールに座ったり触れたりすることで、環境への意識が広がることを期待しています。

これからの展望


今後もイトーキは、企業や地域で生まれる未利用資源の可能性に目を向け、さらなるデザインや素材開発に努めていきます。「Econifa UPCYCLE」を通じて持続可能な社会作りへの貢献を目指し、環境に優しい新たな価値を創造していくことでしょう。

訪れる皆様に、未来の持続可能な社会の一端を実感していただける場を提供することが、今後のイトーキの挑戦です。


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