企業向け共同輸送の新たな支援サービスと無償セミナー開催情報
日本パレットレンタル株式会社(JPR)が、企業に対する共同輸送導入支援として新たにコンサルティングサービスを開始しました。この新サービスは、同社が提供する共同輸送マッチングサービス『TranOpt』の実績を基に、200社以上の企業に対して支援を行ってきた知見を活かしたものです。2025年3月19日には、このサービス概要を紹介する無償のオンラインセミナーが開催されます。
JPRの共同輸送とコンサルティングサービス
JPRはこれまで、TranOptを通じて企業の共同輸送導入をサポートしてきました。新たに提供されるコンサルティングサービスでは、システムだけではなく、業務支援やツール、メソッドを体系化し、各企業の物流課題に応じた具体的な提案やサポートが行われます。これにより、共同輸送を検討する企業は、その個別の状況に応じてTranOptと併用することも、一方でコンサルティングサービスのみを利用することも可能です。
共同輸送へのニーズの高まり
2025年度から段階的に施行される改正物流効率化法により、全ての荷主および物流事業者には物流効率化に向けた措置が求められるため、企業の間で共同輸送への関心が増しています。特にトラックの積載効率改善の必要性が注目されており、物流業界のDX推進が求められる中で、共同輸送の需要が高まっています。
TranOptによる共同輸送の課題解決
TranOptと新しいコンサルティングサービスは、共同輸送実現において企業が直面する3つの主な課題を解決するために設計されています。まず一つ目は、「共同輸送の相手を見つける」という問題です。TranOptは発着地点の情報に加えて、積み荷の特性や季節の変動を考慮し、最適な相手企業を推薦します。
二つ目の課題は、相手の探索前に発生する非効率なプロセスです。多くの企業は、自社の輸送ルートの中でどれが非効率であるかを認識できていないことがあり、この点を解決するためのサポートを提供します。さらに、データの整理や統合が困難という声も多いですが、これに対する支援メニューも整えています。
三つ目は、共同輸送の相手とのコミュニケーションの難しさです。同一企業グループ内や業界内でのマッチングを希望する声は多いものの、運営に必要なノウハウや人手の不足が問題となっている場合があります。これに対応して、TranOptは「共同輸送コミュニティ」の運営サポートや、パレットの積み付けパターンを模擬するツールなどを用意しています。
無償セミナーの詳細
JPRでは、このコンサルティングサービスの詳細を紹介する無償セミナーを2025年3月19日(水)15時30分からオンラインで開催します。このセミナーでは、共同輸送を希望する方、または輸配送の最適化に興味がある方に向け、その概要を詳しく解説します。
- - セミナー内容: TranOptコンサルティングサービスの紹介、TranOpt新機能の紹介
- - 参加対象: メーカー、卸売、小売業のSCMや物流企画を担当している方々
- - 申込方法: こちらからお申込みください。
共同輸送の実現に向けた第一歩を踏み出すために、多くの皆様のご参加をお待ちしています。物流の課題をともに解決し、効率的な輸送を実現しましょう。