新NISA3年目の実態
2026-01-22 10:41:38

新NISA3年目に見る投資者の実態と心理的要因の変化

新NISA3年目に見る投資者の実態と心理的要因の変化



2024年1月に始まった新NISA制度も、早くも3年目を迎えました。家計診断サービス『オカネコ』を運営する株式会社400Fが実施した調査によると、多くの利用者がポジティブな運用成績を収めていることがわかりました。その一方で、前向きな利用者の中にも、資金捻出に苦慮している実情が浮き彫りになっています。

成功体験の広がり



調査によれば、約90%の参加者が運用成績においてプラスの影響を受けているという結果が出ました。「大きなプラス(+20%超)」を享受している人は44.9%、また「プラス(+1%〜20%以下)」の人も45.3%に達しています。これに対し、93.8%の利用者がNISA制度に満足しているとのことです。中でも、「非常に満足している」と回答した割合は37.5%にのぼるなど、新NISAが期待以上の成果をもたらしていることが示されています。

資金捻出の課題



しかし、成功体験の背後には「投資資金の捻出が苦しい」という声もありました。具体的には、6.3%の不満を抱えている人の中で、43.8%が「資金捻出の難しさ」をあげています。近年の物価上昇が、個人の家計を圧迫している状況は否めません。このことは、投資を継続する上での大きな障壁となっています。

日本株へのシフト



2026年の成長投資枠の使い方に関する質問では、「つみたて投資枠と同じ投資信託を買い増す」ことを選ぶ人が52.4%と過半数を占めました。また、「日本の高配当株・優待株」に対する関心が特に高まり、37.2%の人がこの選択肢を選んでいます。対照的に、「米国個別株・ETF」を選んだのは18.4%にとどまりました。このデータからは、日本企業の株主還元の強化が個人投資家の選好にも影響を及ぼしていることが読み取れます。

未利用層の心理的ハードル



新NISAに未利用の層に対する調査では、特に「投資初心者なのでリスクが怖い」という回答が32.5%に達しました。これに続いて、「投資にまわせるお金がない」という理由も31.7%にのぼり、心理的なハードルが依然として存在することがわかります。また、手続きの面倒さを理由に挙げる声も多く、25.4%の人が「手続きが億劫だから」と回答しました。

投資枠の利用計画



最後に、新NISAの生涯非課税保有限度額である1,800万円をどう使い切るかの計画についてですが、「投資期間10〜15年以内(37.6%)」という回答が最も多く、長期的な視点で投資を続ける意向が強いことが伺えます。最短で5年で達成を目指す人は24.8%にとどまり、多くの人が無理のない範囲での投資を選んでいることがわかります。

まとめ



今回の調査からは、新NISA利用者の大半が良好な運用結果を掴んでいるものの、満足度に関しては市場の動向や家計の余力が大きな影響を与えていることが明らかになりました。また、未利用層においては心理的な障壁や資金面の課題、手続きの複雑さが依然として影響を及ぼしていることも浮き彫りになりました。

株式会社400Fは、家計診断・相談サービス『オカネコ』を通じて更なるサポートを続け、投資家が適切な判断を下せるよう努めていきます。皆さまもこの機会に、家計の見直しや資産形成の考え方を再考されてはいかがでしょうか?


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