AIで進化する銀行業務
2026-02-27 15:56:52

百五銀行と日立、生成AI活用で銀行業務の効率化を実現へ

百五銀行と日立、AIを活用した新たな銀行業務改革



三重県津市に本店を置く百五銀行が、株式会社日立製作所と手を携え、2026年度から生成AIおよびAIエージェントを活用した業務改革に乗り出すことが発表されました。これにより、銀行業務の一部が人手からAIによって解放されることになります。この取り組みは、特に本人確認や非定型帳票のデータ入力業務に焦点を当てています。

業務の現状と課題


現在、百五銀行では住宅ローン業務において、行員が多くの書類を手作業でシステムに入力し、整合性を確認しています。このプロセスが多大な労力を要し、時間もかかることから、業務効率化が急務となっていました。また、書類の形式が異なるため、手作業による入力もバラつきが生じる要因の一つとなっています。

生成AIとAIエージェントによる自動化


この新しい取り組みでは、まず生成AIを活用し、非定型書類から必要な情報を抽出してデータ化し、内製システムに登録します。これにより、従来の手作業での入力から、自動化への移行が可能になります。実証試験では、住宅ローン業務において作業時間が約20分から7分以下へと縮小されることが確認されました。

次に、AIエージェントが整合性や妥当性を自動で確認し、その分析結果を審査行員に提示します。このステップにより、行員はAIによる結果を元に最終判断を行うことになります。

目指すべき未来の業務プロセス


行員が確認と判断に専念できる環境を整えることで、より高付加価値な業務にリソースを集中させることが可能になります。さらに、業務のアウトプットが均一化されることで、サービスの質も向上することが期待されます。百五銀行はこれを地域の金融機関における収益力強化にもつなげるつもりです。

日立の支援と将来的な展開


日立は、この生成AIおよびAIエージェント技術を「Branch in Mobileサービス」に機能追加し、他の金融機関にも展開する計画です。これにより、全国の金融機関が同様の業務改革を進めることが可能になります。日立の狙いは、他の金融機関の業務効率も向上させ、さらなる社会変革に寄与することです。

まとめ


百五銀行と日立が手掛けるこのAI活用の取り組みは、単なる業務効率化に留まらず、銀行業務の質自体を変革する可能性を秘めています。金融サービスのデジタル化とAIの導入は、地域も含めた全ての人により良いサービスを提供するための重要なステップであると言えるでしょう。今後の展開に期待が集まります。


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