ルネサンスがAmplitudeを駆使して顧客体験を向上
株式会社ルネサンスは、スポーツクラブやフィットネス業界で広く知られる企業ですが、最近、顧客データの活用法において重要な変革を遂げました。この変化は、株式会社NTTドコモのマーケティング子会社であるDearOneが実施したプロダクト分析ツール「Amplitude」の活用を促進するためのワークショップをきっかけに実現しました。
Amplitude導入からの課題
ルネサンスは、2022年にAmplitudeを導入しましたが、その後多くの課題に直面していました。具体的には、Webサイトや店舗での顧客行動を十分に把握することが難しく、異なるツールを使用しているため、横断的なデータ分析ができない状況にありました。さらに、分析を依頼するメンバーが限られていたため、施策の実行までに時間がかかっていました。こうした背景から、もっと広範に顧客を理解したいというニーズが高まっていきました。
ワークショップ開催の目的と成果
DearOneは、このニーズに応えるためにAmplitude分析ワークショップを開催しました。ワークショップでは、各領域の担当者が自らAmplitudeを使用し、仮説検証を通じてデータ分析のスキルを向上させることが目的でした。実際に、ワークショップ開催後、Amplitudeの月間ログインユーザーが10~15名に増加し、利用が2倍または3倍に向上しました。これにより、組織内でのデータ分析が浸透し、顧客の全体像を捉えた施策が実行されるようになりました。たとえば、ファンコミュニティ領域の課題をマーケティングオートメーション(MA)施策を通じて解決するなど、チャネルを横断した改善が実現しました。
データ分析文化の定着
ルネサンスのデジタルデザインチームの田口晶子氏は、ワークショップを経て、各チームのミーティングでも「Amplitudeで確認できるのではないか」との声が上がるようになったと報告しています。これにより、データが業務内でより身近なものとして認識され、業務の一部として定着してきていることを実感しています。Amplitudeの強みは施策の効果検証だけでなく、顧客の行動まで把握できる点であり、オフラインデータとの連携が可能なことが大きなメリットです。今後は、ECデータやユーザーIDなどの基盤整備を進め、さらなるAmplitudeの活用が期待されます。
Amplitudeについて
Amplitudeは、4,300社以上が導入しているデジタル分析プラットフォームです。データからユーザー行動におけるインサイトを抽出することで、迅速な意思決定を加速します。また、G2's Summer 2025 ReportやForrester社のレポートでも高評価を得ています。これにより、企業は自社の製品がどのように利用されているかを的確に把握し、成長を促進できます。
株式会社DearOneについて
株式会社DearOneは、NTTドコモの新規事業型子会社で、アプリ機能の開発や顧客行動分析ツールを提供しています。ルネサンスにおいては、Amplitudeを通じてデータ分析の支援を行い、顧客体験の向上を促進しています。これからのルネサンスの活動にも注目が集まります。