UMUとタレントパレットが業務提携
ユームテクノロジージャパン株式会社(UMU)と株式会社プラスアルファ・コンサルティング(PAC)は、企業の人材育成における新たな可能性を切り開くため、業務提携を結びました。この協業により、UMUが提供するAIを活用した学習プラットフォームと、PACが展開するタレントマネジメントシステム「Talent Palette」の統合が実現します。
背景
現在、多くの企業が直面している課題として、人手不足や採用活動の困難さ、リスキリングの必要性、さらに従業員の定着が挙げられます。これらの問題を解決するために、両社は協力してこの新しいプロダクトを開発。企業が抱える人材育成の課題を、テクノロジーの力で革新することを目指します。
この提携の特徴は、タレントパレットを利用することでUMUの多彩な研修コンテンツにアクセスできる点です。その結果、企業は従業員のスキルやキャリア志向に基づいた個別の学習プログラムを提供し、自律的な学習を促進します。
協業内容
今回の業務提携では、以下の3つの柱が中心となります。
1. サービス強化
- - タレントパレットを通じて、UMUの研修コンテンツをシームレスに受講可能。
- - 従業員の属性に応じて、パーソナライズされた学習提案を行います。具体的には、担当業務やスキルレベルに基づいたコンテンツの推奨が行われます。
2. データ連携
- - UMUの研修受講データがタレントパレットに統合され、より深い分析が可能になります。人材データと学習履歴の組み合わせにより、企業は個々の従業員の成長を把握しやすくなります。
3. 営業面での協力
- - エンタープライズ企業への提案活動を共同で行い、セミナーなどのプロモーションも実施します。
両社の強み
タレントパレットは、導入実績3,400社を超え、500名以上の従業員を抱える企業でも導入シェアNo.1を誇ります。一方、UMUは世界203の国と地域で100万社以上の導入実績があり、日本国内でも約25,000社がその恩恵を受けています。この両社の強力な組み合わせは、企業の人材育成に大きな進展をもたらすことでしょう。
今後の展望
この協業の一環として、2025年2月18日に共催セミナーを開催する予定です。イベントでは、AIを駆使した人材育成戦略をテーマに、具体的な事例や知見をシェアします。参加者は、最新の人材データ活用方法とパフォーマンスラーニングの趨勢について理解を深めることができるでしょう。
タレントマネジメントシステム「Talent Palette」とは
PACが提供する「タレントパレット」は、人材育成に必要な機能をワンストップで提供し、データを駆使して戦略的な人事を実現します。これまで3,000社以上の実績から得られたデータ活用のノウハウを基に、人材情報を徹底的に分析。企業は課題をデータを使用して解決することができるのです。
オンライン学習プラットフォーム「UMU」
UMUは、最新のAI技術と学習科学を駆使した革新的なプラットフォームです。世界中の企業が利用し、業務のパフォーマンス向上を実現。また、「ITreview Best Software in Japan 2022」においてもNo.1に選ばれています。
この新しい協業により、UMUとタレントパレットは企業の人材育成を根本から変えていくことでしょう。