日独共同シンポジウムで考える教育の未来
2026年3月19日(木)、東京・赤坂のドイツ文化会館OAGホールにて、国際交流基金(JF)とベルリン日独センター(JDZB)による国際シンポジウム「変動する社会における教育の未来 ―日・独の視点―」が開催されます。本イベントでは、急速に進化する技術や社会の変化に対して、教育がどのように対応していくのか、日独の専門家たちが意見を交わします。一般の参加も可能で、オンライン配信も行われるため、広い視野からの参加が期待されます。
セミナーのテーマ
昨今の社会では、AIをはじめとする技術革新や、社会格差の拡大、さらに地政学的な問題が浮き彫りになっています。これらの状況に対し、教育がどのような役割を果たすことができるのかを深く考えるために、本シンポジウムでは日本とドイツの教育制度について分析を行います。子どもたちが異なる価値観の中で生き抜くための力をどのように育むことができるか、その解決策を模索していきます。
プログラム内容
本シンポジウムは大きく2部から構成されています。第1部では、日独それぞれの教育制度の現状について掘り下げ、課題と可能性を共有します。さらに、教育現場における取り組み事例が紹介されるセッションも設けられています。
日本の教育における取り組み
日本からは、「わからない」に向き合うことの重要性や、アートを通じた協調学習がテーマとなります。公立はこだて未来大学の平野智紀准教授が「話し合いながらアートをみると、何が起こるか」について発表し、続いて、私立武南高等学校の畑文子教諭が「正解を急いでしまう私たち ~『わからない』を探しに行こう」と題して、自身の挑戦について語ります。
ドイツの教育における取り組み
対するドイツでは、移民社会における学校教育の重要性が強調され、ベルリン・フリーデナウ総合制学校のシルヴィオ・ヴェンデ教諭が「一人ひとりの視点から学びの機会をひらく ―ベルリンのインクルーシブな総合制学校の実践から」の題で発表します。さらに、ヘンドリック・ハヴァーカンプ教諭は、「事実・フェイクニュース・AIの“幻覚”のあいだで」というテーマで、AI技術を活用した教育手法についても言及します。
参加方法
本シンポジウムは、対面での参加とオンライン配信のハイブリッド型です。参加は無料ですが、事前に申し込みが必要です。興味のある方は、以下のリンクからお申し込みください。
まとめ
このシンポジウムは、日本とドイツの教育制度や実践を通じて、教育現場の今後の可能性を探る貴重な機会です。子どもたちに必要な力を育むため、教育はどのように変化していくべきか、ぜひこの機会に専門家たちの意見を聞いてみてはいかがでしょうか?