相撲界とがん検査
2025-12-23 16:32:14

八角理事長×広津CEOが語る「N-NOSE」10年の歩みと未来への願い

八角理事長と広津CEOの特別対談



日本相撲協会の八角理事長と、HIROTSUバイオサイエンスの代表取締役CEOである広津崇亮氏の特別対談が行われ、そこでは「N-NOSE」の発明からの10年間や、八角理事長の就任10周年を祝い、両者の思いが語られました。この特別対談は、相撲と医療という異なるフィールドから、互いに相手を尊重し、未来へ進む希望を見つける貴重な機会となりました。

「N-NOSE」の背景とその重要性



HIROTSUバイオサイエンスは、がんリスク検査「N-NOSE」を開発し、これを日本相撲協会と連携して、協会員及びその家族に向けて年に一度無償で提供してきました。「N-NOSE」は、線虫が人間の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度で感知することを利用した新しいがんリスク検査です。この検査により、がんの早期発見が可能になり、多くの命が救われるこうした取り組みの背景には、八角理事長が長年培ってきた相撲界への思いと、広津CEOの科学への情熱が強く影響しています。

八角理事長は、「自分は主役ではない。後輩たちが主役になれるよう、命懸けで今やるべきことをする」と語りました。相撲界の未来を担う若い力士たちを支えるため、長年にわたって努力を続けてきた彼の言葉からは、伝統を守る責任感がひしひしと伝わってきます。

健康を守る使命感



広津CEOも、「私たちの技術が活用されることで、多くの人々が救われる希望を持っている」と語り、「N-NOSE」の更なる普及に期待を寄せていました。

特に、近年始まった自宅での検体採取サービスは大きな利便性をもたらしています。理事長は「全国どこでもあるポストで完結できるのは、本当に便利。誰でも気軽に受けられる検査になっている」と述べ、この新しい試みがより多くの人々にとって受け入れられることに共感を示していました。

生命科学の未来



HIROTSUバイオサイエンスの設立は2016年であり、以来「人々の健康と未来の安心を守る」ことをミッションに掲げ、科学研究を通じた社会的貢献を目指しています。がんが身近な存在となる現代において、彼らが提供する「N-NOSE」は、単なる検査を超えた未来を見据えた重要な技術なのです。すでに日本国内で多くの方々がこのサービスを受け、健康への意識も高まっています。

まとめ



日本相撲協会とHIROTSUバイオサイエンスの取り組みは、相撲界の未来だけでなく、すべての人々の健康を守るための重要な一歩です。八角理事長と広津CEOの対談は、今後もこの努力が続けられることを示唆するものであり、私たちも引き続き見守っていきたいと思います。さらに多くの方に「N-NOSE」を知ってもらい、検査を受けていただけるよう、協会と企業が手を取り合って未来に向かって進んでいく姿が非常に心強く感じられました。

対談内容や詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。


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