キャプションが受賞
2025-10-22 15:44:06

2025年開業『キャプション by Hyatt 兜町 東京』が林野庁長官賞を獲得

サステナブルホテル『キャプション by Hyatt 兜町 東京』が賞を受ける



2025年10月7日、東京の日本橋兜町に新たにオープンする『キャプション by Hyatt 兜町 東京』が、令和7年度木材利用推進コンクールにおいて、優良施設部門で『林野庁長官賞』を受賞しました。この受賞は、当ホテルが推進する持続可能なまちづくりの一環であり、過去に受賞した『KITOKI』に続いての栄誉です。

環境に配慮したホテルの特徴


このホテルは、サステナビリティを重視し、鉄骨と木材を組み合わせたハイブリッド構造を採用しています。また、国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業」にも選出されました。さらに、都内のホテルとして初めて「DBJ Green Building認証」を取得し、その環境性能は注目されています。

地域材の活用


本ホテルの設計には、福島県産のカラマツや神奈川県産のスギを用いたほか、広島産の焼杉や鹿児島産の製材型枠を使用しています。地域の木材事業者との連携により、合法的な調達体制を確立し、持続可能な木材供給の模範となるものでしょう。

技術的な工夫


木造・鉄骨・RCを組み合わせたこのハイブリッド構造では、耐火性を考慮し、各階に適した材料を使い分けています。デザイン性と機能性の両立を図りつつ、木造らしい美しい外観を実現しています。また、製材型枠の活用により、工期の短縮とともに、美しい木空間を提供しています。

環境への配慮


ホテルは約92トンのCO₂を貯蔵でき、これは約138台の自動車に相当します。省エネルギー化や廃棄物削減の取組みも実施しており、環境にやさしい設計が評価されています。

デザイン性


外観デザインは、木造柱や梁が外から見える形を取っています。焼杉や壁面緑化を使ったデザインが、兜町の歴史ある景観に自然の温もりを加えています。客室内には木の梁や杉板が使われ、心地よい空間を醸成しています。

サステナブルな社会への貢献


運営を担当するハイアットと共に、今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていく予定です。『キャプション by Hyatt 兜町 東京』が、日本橋兜町・茅場町の街づくりの新たな核となることが期待されています。

このホテルは、東京メトロの茅場町駅から徒歩1分、日本橋駅からも2分と好立地です。旅客の利便性を高めつつ、文化と歴史が交差するこの地で、ユニークな滞在体験を提供します。全195室の客室は、それぞれが機能性と遊び心を持ち合わせています。さらに、ホテル内には『Talk Shop』と呼ばれるソーシャルハブも設置されており、地域住民や旅行者の交流が期待されています。バーガーやクラフトビールを楽しみながら、本ホテルならではのイベントに参加することができ、訪れるすべての人々にとって特別な空間となることでしょう。

日本橋兜町・茅場町の歴史と現代文化が融合した『キャプション by Hyatt 兜町 東京』。これからの新しいホテルライフをぜひ体験してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 日本橋兜町 キャプション by Hyatt 林野庁長官賞

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。