デヴィッド・ボウイのミュージカル『LAZARUS』日本初演が間近に迫る!
伝説的なアーティスト、デヴィッド・ボウイの最後の作品であるミュージカル『LAZARUS』が、2025年5月31日からKAAT神奈川芸術劇場で日本初演を迎えます。これは、ボウイが主演した映画『地球に落ちて来た男』からインスピレーションを得た作品で、ボウイ自身が音楽と脚本を手掛けたことで大きな話題を呼びました。特に、彼の遺作とも言えるアルバム『★(ブラックスター)』と密接に関連しており、ボウイの独特な世界観を舞台で再現することが期待されています。
劇の背景とストーリー
『LAZARUS』の主人公は、地球に取り残された異星人トーマス・ニュートン。彼は、酒に溺れながら生を送り、故郷に帰ることもできずに苦しんでいます。運命に翻弄される彼が、ある謎の少女と出会うことで巻き起こるストーリーは、ボウイの音楽とアートのエッセンスを感じさせる深い内容。今作では、魂の解放を求めての苦闘が描かれ、観客を引き込むことでしょう。
豪華キャストと新曲
今回の日本版を演出するのは、舞台演出家・白井晃。彼は様々な松岡充作品の翻訳上演を手掛け、今回のタッグがどのような化学反応を生むのか注目されます。そして、主演には松岡充が名を連ね、ボウイへの憧れを持つ彼がどのようにこの役を演じるのか、期待が高まります。
『LAZARUS』では、新曲「Lazarus」や「No Plan」、そして「Changes」、「Heroes」といったボウイの名曲を含む全17曲が披露されます。また、豊原江理佳、鈴木瑛美子、白井作品への出演歴が豊富な崎山つばさ、遠山裕介ら実力派のキャストが集結し、ミュージカルの魅力を一層引き立てます。音楽パートは、ボウイの意向を受けて英語での歌唱が行われ、オリジナルの迫力を伝えることにも努めています。
公演情報とチケット販売
公演は横浜と大阪の2か所で行われ、チケットの一般販売は横浜公演が2024年4月12日、そして大阪公演は同年5月18日から開始されます。豪華なキャスト陣と圧倒的な音楽パフォーマンスが織り成す『LAZARUS』の舞台に、ぜひとも足を運んでいただきたい。特に、デヴィッド・ボウイが生み出した音楽と物語が新たに命を吹き込まれる瞬間は、観客にとって特別な体験になるでしょう。
まとめ
デヴィッド・ボウイの魂が宿るミュージカル『LAZARUS』の日本初演。松岡充が主演し、白井晃が演出を手掛けるこの作品は、舞台芸術の新たな扉を開くことでしょう。この貴重な機会をお見逃しなく、チケットの購入はお早めに!