COMNEXT 2025でのスマートポールの革新
東京ビッグサイトで2025年7月30日(水)から8月1日(金)まで開催される「COMNEXT 2025」は、次世代通信技術を探求するための大規模な国際商談展です。その中で、株式会社Secual(セキュアル)は、「既存インフラ活用型スマートポール構想」を展示します。これは、地域の安全とスマート化を両立させる革新的なアプローチを目指したプロジェクトです。
SecualとJRCの連携
Secualは、渋谷に本社を置くスマートセキュリティ企業であり、「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project)」の一環として、JRCエンジニアリング株式会社と共にこの展示を行っています。昨年に引き続き、2年連続の出展となるこのプロジェクトは、地域特性や予算の制約に向き合いながら、安心・安全な街づくりを進めていくための新しい選択肢を提示しています。
スマートポールの機能
今回の展示のポイントは、後付け型スマートポールの提案です。Secualが開発した『Secual Smart Pole』は、以下の機能を有しています。
1.
防犯・見守り・防災機能
ないの『防犯カメラ』や『人流解析』機能により、地域の安全を確保。
2.
インフラ機能
LED照明の遠隔制御や4G/5G/Local 5Gへの対応。
3.
拡張予定機能
子供や高齢者の見守り、環境情報収集、AIによる警備機能、浸水検知機能などの追加が可能です。
これにより、地域の特性を把握し、既存のインフラを最大限に活用しながら、新たな価値を提供することを目指しています。
地域での導入事例とその効果
Secualは福岡県糸島市での実証実験など、過去の導入事例を通じて、スマートポールが地域の再開発エリアと既存地域の両方でどのように活用されるのかを示しています。地元のニーズに対応した事例を紹介することで、来場者の皆さまが具体的な活用方法をイメージしやすくなっています。
BRJとの連携による新たな可能性
また、同じくTokyo NEXT 5G Boosters Projectに参加しているBRJ株式会社との連携も注目です。彼らとの協力により、電動キックボードのポートをスマート化し、地域交通の課題解決に貢献する取り組みが進んでいます。これにより、地域の防犯機能の強化としてだけでなく、運用のデジタル化を通じて移動手段の多様化も実現しようとしています。
未来に向けたビジョン
Secualは今後も次世代通信技術や最新のセンシング技術を活用し、地域課題の解決に向けた取り組みを続けていきます。リアルタイムで現地の情報を可視化し、防犯・防災・見守り機能の普及を通じて、より安心な社会の実現を目指しています。
「COMNEXT 2025」への参加は、これらの革新と地域貢献の機会を広げる重要なステップです。ぜひこの機会に、Secualのスマートポールの進化を体験してください。