尾関光司氏がREVISIOのアドバイザーに就任
REVISIO株式会社は、ビデオリサーチ取締役上席執行役員の尾関光司氏をアドバイザーに迎えることを発表しました。これにより、双方のデータを融合させ、広告やコンテンツの新たな価値を提供していく方針です。
就任の背景
REVISIOは、近日中にビデオリサーチと資本業務提携を結ぶことにより、両社が持つ独自のデータを一層強化していきます。尾関氏の豊富なメディア業界での知見を基に、REVISIOの事業戦略や営業戦略を見直し、ビデオリサーチとのシナジーを生むことが期待されています。
尾関光司氏の経歴
尾関氏は1987年にビデオリサーチに入社し、営業部門や企画・分析部門を経て、デジタル化に向けた視聴率調査の企画・開発を手がけてきました。デジタル事業推進局長や営業局長を経て、現在は常務取締役として活躍しています。慶應義塾大学大学院で政策・メディア研究を学んだ後、業界に携わり続けてきました。彼の深い知識と経験は、今後REVISIOにとって大きな財産となるでしょう。
尾関氏のコメント
尾関氏は、アドバイザーとしての就任に際し、「視聴量と視聴質の融合による新たな価値創出には大きな可能性がある」と述べています。ビデオリサーチの視聴データとREVISIOの注視データを組み合わせることで、広告やコンテンツの真の価値を明確に把握できるようになると語っています。
今後、両社は生活者の理解をさらに深め、業界全体の発展を促進する取り組みを進めて参ります。尾関氏の専門的な知見を活かし、多くの広告ビジネスに新たな価値を提供することを目指します。
REVISIO株式会社について
REVISIO株式会社は、2022年にTVISION INSIGHTSから社名変更された企業で、人体認識技術を利用した視聴態勢データの提供を行っています。家庭に設置された調査機器を通じて、視聴者が誰であり、どれだけ注意を向けているかを把握する独自のデータを収集しています。現在、約200社以上のクライアントに対して、関東エリアや関西エリアでの視聴データを提供しており、全番組の情報を網羅する取り組みを行っています。広告主や広告代理店、放送局などにとって、REVISIOのデータはますます重要な資源となっています。