長岡高専出身者が設立したテックランチャー株式会社の挑戦

近年、スタートアップや新規事業の創出が注目を集めています。この中で、長岡高専出身の野村泰暉氏が新たな取り組みを開始しました。その名も「テックランチャー株式会社」。この会社は、株式会社みらいスタジオからカーブアウトし、高専生や卒業生のキャリア教育事業を強化するために設立されました。

テックランチャーの設立背景

テックランチャーは、東京・千代田区を本拠地とし、野村氏を代表取締役としてスタートしました。株式会社みらいスタジオでは、高専生たちが集まり、技術やビジネスを学びながら新規事業のプロダクト開発を行ってきた経験を活かし、さらにスピード感を持った事業展開を目指しています。高専卒業生のコミュニティは、実務に役立つ知識や経験が豊富であり、その力を結集することで新たなスタートアップ支援の形を模索しています。

野村氏の起業家としての歩み

野村氏は以前にもスタートアップを設立した経歴があり、長岡高専の仲間たちと共に新しい事業を手掛けてきました。その後、みらいスタジオに参加し、スタートアップスタジオ事業やキャリア教育事業の育成に力を入れてきました。この経験を活かし、今回は自身初となる代表取締役としての挑戦が始まりました。新設したテックランチャーでは、社長という立場から今まで以上に責任ある経営を行い、中小企業に対する新規事業支援やスタートアップの創業支援をさらに広げていくとしています。

テックランチャーの支援内容

テックランチャーは、ロボティクス分野やハードウェア系スタートアップに特化した支援を行うことが強みです。また、町工場や中小企業の新規事業の支援も念頭に置いており、プロダクト開発から資金調達、バックオフィスの構築まで包括的に支援する方針です。みらいスタジオとの連携を強化し、スタートアップのエコシステム拡大にも寄与したいとしています。