キングジムの育児支援制度
株式会社キングジムは、東京都千代田区に本社を構える企業で、最近、厚生労働大臣より特例認定「プラチナくるみん」を取得しました。この認定は、次世代育成支援対策推進法に基づき、子育てサポート企業として特に優れた取り組みを行う企業に与えられるものです。キングジムでは、2017年に「くるみん」認定を受けて以来、従業員が仕事と育児を両立できる環境作りに力を入れてきました。
男性育児休業取得率の向上
キングジムは、男性の育児休業取得促進において特に顕著な成果を上げました。育児休業の取得率を従来の50%から120%へと引き上げるために、制度の整備だけでなく、個別フォローや職場環境の改善に取り組んできました。具体的には、育児休業のうち5日間を有給にすることや、配偶者が出産した場合の声掛けなどを通じて、職場での取得を促進しているのです。これにより、従業員が育児休業を取りやすい雰囲気を作り出すことに成功しました。
従業員の声も紹介したいと思います。「1ヶ月育児休業を取得し、子どもの成長を肌で実感できました。また、妻のケアや上の子の幼稚園の送り迎えなど、家族との時間が増えたことがとても大切でした。」と、育休取得を通じて得た貴重な体験について語っています。
両立支援制度の充実
次に、キングジムが行っている両立支援制度について見ていきましょう。短時間勤務や時間外労働の制限について、子どもが小学校3年生を修了するまでの間に適用されるよう設定されています。このような制度を通じて、特に共働き家庭が直面しがちな「小1の壁」を乗り越えるための支援が提供されています。。
また、テレワークやフレックスタイム制度といった柔軟な働き方の導入も進められています。また、年次有給休暇の計画的な取得を奨励し、育児を行いながらでも働き続けやすい環境を整えています。このように、制度が一時的な配慮にとどまらず、継続的な支援として確立されています。
中長期的なキャリア支援
キングジムでは、育児休業の取得有無にかかわらず、従業員のキャリア形成をサポートしています。人事評価制度や昇進基準を見直し、能力や成果に応じた昇進が可能なように配慮されています。さらに、育児休業後も評価が適切に反映されるような基準が設けられており、男女ともに復職後の活躍が支援されています。
ここ数年で、女性管理職比率も約5倍に増加するなど、実績として表れています。これにより、従業員が育児と仕事を両立しつつ、長期的なキャリア形成を図れる環境が整っています。
今後の展望
これからもキングジムは、従業員一人ひとりが自分らしい働き方を選択し、充実した生活を送ることができるよう努めていきます。仕事へのモチベーションを引き出し、個々の成長を支援することで、企業全体の活力を高めていくことを目指しています。今後もその取り組みから目が離せません。