建設業界のDX化を加速する新たなパートナーシップの形成
株式会社ワールドコーポレーションとジャパンメディアシステム株式会社(JMS)は、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための新たな販売代理店契約を締結しました。これにより、両社は先進的なDXツールを活用し、建設現場の生産性を向上させることを目指しています。
背景にある課題と新たな試み
建設業界は今、急速な成長が期待されていますが、同時に人手不足という大きな課題も抱えています。特に高齢化が進行している労働力の問題は深刻で、2025年問題として知られるこの状況に対処するため、業界全体でのDX推進が不可欠とされています。これを受け、国土交通省は建設現場における遠隔臨場の導入を促進しており、DXツールの活用が求められています。
両社の取り組みと成果
ワールドコーポレーションは、自社の建設DX推進事業部を設立し、最新のDXツールを用いて現場作業の効率化を図っています。一方、JMSは「LiveOn Wearable」という画期的な遠隔作業支援システムの開発を手掛けており、双方向のコミュニケーションを可能にすることで現場の生産性向上を実現しています。これまでに、100を超える現場での導入実績があり、文化や作業環境の違いを踏まえた効率的な情報共有が行われています。
今後の展望と期待
今回の提携によって、ワールドコーポレーションは自社で取り扱うDXツールの幅を広げ、より多くの顧客へのDX化サポートが可能になると考えています。「LiveOn Wearable」の導入が進むことで、建設業界全体のDX化が一層加速されることが期待されています。特に多くの建設事業者にとって、NETIS(新技術情報提供システム)に登録されている「LiveOn Wearable」は、大きな利点となるでしょう。
ジャパンメディアシステムとワールドコーポレーションの会社概要
ジャパンメディアシステムは、低コストかつ高効率なコミュニケーションプラットフォームの開発・運営を行っており、約20年にわたり8000社以上への導入実績を持ちます。また、ワールドコーポレーションは全国に6拠点を持つ技術者派遣会社として、建設業界の人材育成に力を入れています。両社は今後も互いの強みを活かし、建設業界の未来に貢献していくことでしょう。
結論
建設業界のDX化は、今後のさらなる発展に向けて非常に重要なテーマです。ワールドコーポレーションとジャパンメディアシステムの提携を通じて、業界の生産性や効率性を高める新たな道が開けることを期待しています。