自動車業界のソフトウェア開発を支える新たな講座
トレノケート株式会社が、自動車業界に向けた新しい教育プログラムを提供することが決定しました。このプログラムは、公益社団法人自動車技術会から委託を受けたSDV(Software Defined Vehicle)開発の基礎を習得できる講座です。この講座の開発は、これから自動車業界を志望するソフトウェアエンジニアや新入社員を対象にしたものです。
SDV時代に向けた背景
自動車業界は、今やSDVの時代に突入しています。この新しい技術の登場により、自動車のソフトウェア開発力の強化が求められています。特に、他のIT業界から転職したエンジニアを含む多くの人々が、自動車ソフトウェア開発の基礎を理解し、スキルを身につけることが重要です。これにより、自動車業界はより広範な人材層を確保できるのです。
さらに、SDVの時代において、クラウド連携技術はソフトウェアエンジニアにとって欠かせないスキルとなります。そのため、自動車技術会では、自動車業界に転職や入社を目指す層と、既に車載ソフトウェアエンジニアとして活躍している層の両方に向けた講座の必要性がありました。トレノケートは、30年以上にわたる人材育成の専門企業として、この期待に応える形で本講座の開発を手掛けることになりました。
講座の具体的な内容
SDV基礎講座
この講座は、SDVソフトウェア開発スキルを習得したい車載ソフトウェアエンジニアを対象にしています。具体的な内容は以下の通りです。
ワークショップ
- 講義形式で開催され、SDVに必要な基礎知識を学ぶことができます。
カリキュラム
- - アプリケーションのコンテナ化: コンテナ技術を用いたアプローチにより、アプリケーションの動作環境を標準化。
- - コンテナリポジトリの構築: ソフトウェアの管理や配布を効率化する技術を習得。
- - CI/CDパイプラインの実装: 自動化されたテストとデプロイメントのプロセスを理解し、運用実力を向上させる。
- - アプリケーションのデプロイ: 学んだ技術を元にした実践的なスキルを身につけます。
経営者の声
トレノケート株式会社の代表取締役社長、早津昌夫は、「この度の講座開発により、自動車業界の人材育成を強化し、次世代の技術者を育てることが私たちの使命です。SDVの普及と共に、業界全体が進化することを目指します」とコメントしています。
このように、トレノケートは自動車業界の未来を見据えた人材育成に貢献することが期待されています。今後の講座に注目が集まることでしょう。
お問い合わせ
詳しい情報や申し込みについては、トレノケートの公式ウェブサイトをご覧ください。
トレノケート公式サイト。