東京科学大学とみらい創造インベストメンツが提携
東京科学大学の社会人アカデミーが提供する「CUMOT」と、東京科学大学系列のベンチャーキャピタル「みらい創造インベストメンツ」は、2025年8月から「ディープテック起業家創出コース」を開講します。このプログラムは、社会人や学生、教員といった多様な受講者を対象に、未来のリーダーとなるディープテック起業家の育成を目指します。
プログラム開講の背景
近年、ディープテック領域では技術革新が進んでおり、その発展には高度な経営ノウハウを持つ人材が不可欠です。しかし、研究開発型スタートアップの成長を支えるための起業や経営に関する知識を有する人材が不足している現状が見受けられます。これを受けて、みらい創造インベストメンツは経済産業省の客員起業家制度や大学発スタートアップ支援事業に採択され、実践的な知識を提供するプログラムを展開しています。
2024年度には初回のプログラムを実施し、参加者からは高い満足度が寄せられました。「ディープテックにおけるリアルな環境や、資金調達の際のVCとの関係構築など、実践的なノウハウを習得できた」という声が多く、引き続き社会に向けた取り組みが盛り上がりを見せています。
コースの詳細
目的
新たに始まるディープテック起業家創出コースでは、受講者がディープテックに関する専門的な知識とその実践的な応用について学べる内容となっています。プログラムには、業界で活躍する経営者による講演やケーススタディを通じて、ディープテックスタートアップにおける具体的な課題や解決策を探ります。
特徴
また、異なるバックグラウンドを持つゲスト講師からの多面的な視点を取り入れ、参加者はディープテックビジネスの準備や経営に関する実体験を追体験することができます。
参加者の声
参加者からは「ディープテック起業の実態を理解できた」という声が多く、具体的には「研究者とのマッチングやVCからの視点を学べた」との意見がありました。これにより、今後の起業活動に対する自信や明確なビジョンが得られたようです。
コースの運営陣
コースは、株式会社みらい創造インベストメンツの共同創業者である金子大介氏、執行役員の高橋遼平氏、東京科学大学の教授である辻本将晴氏が中心となって運営します。彼らはそれぞれの専門分野から受講者に対し、深い知識と指導を提供することが期待されています。
プログラム日程と申込方法
プログラムは2025年8月21日から9月25日まで、毎週木曜日の19時から21時に開催されます。会場は、東京科学大学田町キャンパスの310教室です。参加は無料で、募集人数は20名を予定しており、最少開催人数は10名です。受講対象者は、ディープテックスタートアップの経営に興味がある社会人や学生です。
参加申込は、2025年6月2日から7月11日までの期間内に、ウェブ上から行うことができます。詳細な情報や申込方法については、公式ウェブサイトにアクセスしてください。
まとめ
ディープテック領域の挑戦に意欲のある皆様、ぜひこの貴重な機会を通じて学びを深め、未来のイノベーターを目指しましょう。