知名度を誇る新たなプラットフォーム「AIPEX」
株式会社CINCAは、AIを活用した新しいIP監修プラットフォーム「AIPEX」を発表しました。このプラットフォームは、従来のアナログな手法に依存していたIP監修業務をデジタル化し、効率化を図ることを目的としています。
AIPEXの誕生背景
「AIPEX」は、NTTドコモグループの新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」から生まれたもので、今回のプロジェクトにはCINCAやANOBAKA、NTTドコモが出資を行っています。プラットフォームの代表取締役社長には、ドコモの大城 敦司氏が就任し、2025年9月16日から事業が始まります。
CINCAは、若手社員を対象にした新規事業研修プログラムにおいて、参加者のアイデアを一緒に考えるサポートを行ってきました。このことが、AIPEXの開発に寄与したことは間違いありません。
どのように効率化されるのか
AIPEXは、キャラクターやアニメ、マンガなどのIPを扱う企業に向けて設計されています。従来の監修業務では、メールでのやり取りや目視確認といった手数が多く、時間と労力を要していました。しかし、AIPEXではこれらの業務を一つのプラットフォームで完結させることで、制作工程の大幅な効率化が期待できます。
AI技術の活用により、監修プロセスはシンプルかつ迅速に進行することが可能になります。具体的には、ユーザーインタビューを通じた事業検証や、UIデザインの作成、成長戦略の策定など、事業アイデアを具体化する段階を一貫して支援します。
目指す未来のビジョン
CINCAは、AIPEXがキャラクター、アニメ、マンガをはじめ出版社やゲーム会社などへの導入を進め、ライセンスビジネスにおける監修業務の標準的なインフラとなることを目指しています。この取り組みにより、業界全体の生産性向上につながることが期待されています。
CINCA社について
CINCAは、新規事業を生み出すための「レンタル新規事業室」を提供し、幅広い業界にわたって新しいビジネスモデルを形成しています。彼らは通信、金融、教育、食品、医療など多岐にわたる分野での経験を持ち、事業立ち上げにおける専門的な支援を行っています。
まとめ
AIPEXの開始により、IP監修業務の効率化が進み、業界全体に新たな風を吹き込むことが予想されます。新しいビジネスがどのように展開されるのか、引き続き注目していきたいところです。
AIPEX公式サイトはこちら