大丸松坂屋が多通貨決済サービスを導入
2025年6月11日、株式会社大丸松坂屋百貨店とJFRカード株式会社は、訪日外国人旅行者向けの「多通貨決済サービス」を全国の大丸・松坂屋で導入すると発表しました。これにより、海外から訪れるお客様はお支払い時に自国通貨での決済が可能になり、より快適なショッピング体験を提供されることになります。
目指すべき顧客満足度の向上
大丸松坂屋百貨店では、訪日外国人のニーズに応えるべく、免税対応や多言語サービスの充実を進めてきました。新たに加わる多通貨決済サービスは、この取り組みの一環であり、特に海外発行のクレジットカードやデビットカードを利用するお客様にとって大きなメリットが期待されます。日本でカードを利用する際、通常は日本円建ての決済となりますが、このサービスを利用することで、訪日外国人は自国の通貨での決済を選べるようになります。
海外旅行者に最適なサービスリアリティ
訪日外国人旅行者にとって、帰国時のカード利用における為替レートや手数料は不安要素です。取引時に自国通貨での支払いを選べることで、利用額請求時の為替リスクを気にすることなく、安心してお買い物が楽しめます。この多通貨決済サービスでは、対応通貨が30種類にのぼり、幅広いニーズに応えることが可能です。
活用が期待される店舗
具体的には、全国にある大丸松坂屋の15店舗でこの新しい決済サービスが展開されます。VisaやMasterCardなどの海外発行カードが対象となり、よりワイドな利用が見込まれます。ただし、中国や韓国で発行された一部のカードに関しては、利用時には米ドルでの取引となることもあります。
今後の展望
大丸松坂屋百貨店は、訪日外国人旅行者の集客を一層強化し、顧客満足度の向上に向けた取り組みを続けていきます。新たな多通貨決済サービスの導入により、訪問客はショッピングをもっと楽しみやすくなります。これまでも大丸松坂屋は、さまざまなサービスの強化に努めており、これからもお客様第一の姿勢を貫いていくでしょう。特に、訪日外国人旅行者においては、言語の壁や文化の違いを乗り越え、安心して買い物を楽しめる環境作りが求められます。
この多通貨決済サービスの導入が、訪日外国人に対するサービス向上の新たなカギとなることを期待しています。旅行時のストレスを軽減し、楽しい思い出作りができるように、大丸松坂屋は今後も革新を続けていくことでしょう。