日本体育大学でのVR体験型講座
2025年4月20日と27日の2日間、日本体育大学にて、株式会社ジョリーグッドが技術協力を行った体験型公開講座が開催されました。この講座のテーマは、「命にかかわる急な病気の緊急度について知ろう~VRで体験する『救急車、必要なのはどんなとき?』~」で、急性疾患における救急車の利用について、VRを通じて学ぶというユニークな内容です。高校生から一般市民まで、各日定員50名が事前予約で満席となる盛況ぶりをみせました。
先進的な教育手法
本講座では、脳卒中や心筋梗塞など、命に関わる疾患に対する緊急度の判断をVR体験で学びます。参加者はゴーグルを装着し、自らの判断で救急車を呼ぶ必要があるかどうかを体験し、シナリオに沿って状況を判断します。この先進的な取り組みは、医療に対する理解を深めるだけでなく、地域社会全体での防災意識の向上にも寄与することを目的としているのです。
講座では、同大学の保健医療学部から、齋藤祐治特定教授、中澤真弓教授、藤本賢司特定教授、櫻澤玲修士が登壇し、適切な判断基準と緊急時の支援体制について詳細に解説しました。特に、医療現場での経験に基づいた講師たちの説明は、参加者にとって非常に実践的かつ有意義なものでした。
VRによる新しい学びの場
このVR体験は、教育現場だけでなく地域住民向けの啓発活動としても効果的であることを示しています。医療に関する知識が生活の中でどれほど重要かを実感できる場となり、参加者の皆さんは真剣に体験に取り組んでいました。VRを活用した新しい学びのスタイルは、今後さらに広がっていくことでしょう。
社会課題への貢献
株式会社ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションとAIによる医療福祉向けサービスを開発しているクリエイティブテクノロジーカンパニーです。今回の取り組みを通じて、教育コンテンツの提供にとどまらず、地域社会の健康と安全の課題解決にも貢献しています。また、今後は医療福祉分野だけでなく、製造業、建築、物流、小売、飲食業など、幅広い業界でも効果的に活用できる技術を提供することを目指しています。
DX導入や新事業の展開を検討している企業は、ぜひジョリーグッドにお問い合わせください。彼らは、さまざまな業界での人手不足や技術的な課題に対して、実践的なソリューションを提案してくれるでしょう。私たちが未来に向けて取り組むべき重要な課題に、VR技術による学びの場がどのように貢献できるのか、今後の展開に目が離せません。