マネーフォワードと銀行
2025-04-16 16:00:46

マネーフォワードと三井住友銀行がデジタルバンク構築へ向けた取り組みを開始

マネーフォワードと三井住友銀行がデジタルバンク構築に着手



株式会社マネーフォワードが、株式会社三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行と共に、BaaS(Banking as a Service)及びデジタルバンクの提供に向けた準備会社を設立することで合意しました。新銀行の設立を視野に入れ、効率的なバックオフィス業務体験を実現するための取り組みが始まっています。

先進的な金融サービスの提供



マネーフォワードは2013年より、バックオフィス向けのSaaSプラットフォーム『マネーフォワード クラウド』を提供しており、現在では40万以上の個人事業主や法人が利用しています。このプラットフォームをベースに、さまざまなFintechサービスを通じて企業の決済や資金調達を支援してきました。具体的なサービスには、売掛保証やキャッシュサイクルを改善するための取り組みなどがあり、これまで多くの企業の成長をサポートしてきた実績があります。

デジタル化への対応



一方で、国内の金融機関は特に中小企業に対する十分な金融サービスが提供できていない現状があります。これを踏まえ、三井住友フィナンシャルグループは、中期経営計画においてデジタルソリューションを活用した企業のDX支援を掲げ、デジタルバンクの構築に取り組むことになりました。この新たなパートナーシップを通じて、企業のDX推進を支援し、新しい金融体験の提供を目指しています。

今後の方針



準備会社による新たなデジタルバンクサービスの開発が計画されており、これにより事業会社や金融機関向けのBaaSも検討する予定です。新しいデジタルバンクのサービス内容やスケジュールについては、今後の開発状況に基づき、段階的に発表される予定です。

役割と責任



新たに設立される準備会社は、マネーフォワードと三井住友フィナンシャルグループがそれぞれ50%ずつの議決権比率で運営され、双方向での持分法適用会社として機能します。具体的な名称や設立時期については今後発表される見込みです。

まとめ



マネーフォワードが掲げる「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションを実現するために、多様なパートナーと共にユーザーにより良い価値を提供し続けることが期待されています。コミュニティに密着した革新的な金融サービスが今後どのように展開されるのか、注目が集まります。

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この記事では、マネーフォワードと三井住友銀行の新たな協力関係と、デジタルバンク構築に向けた準備の進捗について解説しました。今後のサービス展開が楽しみです。


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